皆さま~
こにゃにゃちは~
さてさて…
それでは小説の続きをどうじょ~
ホミン小説「Chance of love 80」
*今回はチャンミン目線です~ズキューン………
別荘に響く…銃声……
「坊っちゃん!!ユノ坊っちゃん!!」
銃声と共に響くシンドンさんの叫び声…
僕は…
引き金を引こうとしたユンホさんに…
咄嗟に…飛び付いていた…
飛び付いた拍子に…
僕の頬と肩を弾がかすめて…
僕の頬と肩から…血が滴り落ちる…
「チャ、チャンミン!!
バカやろー、お前が死んだらどうすんだよ!!」
「ユンホさんが死んだら、僕は幸せになんかになれません!!
ユンホさんがいるから、生きていけるんです!!
一人で勝手に死のうとしないでください!!」
僕は怒鳴るユンホさんに怒鳴り返しながら抱きついた…
だってそうでしょう?
あなたがいるから…
あなたを愛したから…僕は生きていられるんです…
あなたが消えてしまったら…
僕は…幸せになんてなれません…
そんな事で手にいれた自由など…無意味なんです…
「あなたがいるから…
どんな景色も…色づいて見えるんです…」
「チャンミン…」
抱き合う僕達を…
警護の人達が…様子を見ながら…近づいてくるのを感じる…
「このままじゃ二人とも捕まる…
お前の家族は大丈夫だ…安心して…お前は逃げろ…」
僕はユンホさんに抱きついたまま…
ユンホさんに耳元で静かに囁く…
「ユンホさん…
僕は…逃げません……」
「チャンミン…」
「ユンホさんのおかげで…家族は身を隠せるみたいだし…感謝しか…ありません……
ユンホさん……前に言いましたよね…
ここから飛び降りたら…助からないって…」
別荘の窓の外は断崖…
断崖の下は…真っ青な深い海…
ユンホさんがゆっくり顔をあげて…僕を見る…
「チャンミン……いいのか?
俺と一緒に……死んでも…いいのか?」
僕は…満面の笑みでユンホさんを見上げながら…
「はい…あなたと一緒なら…何も怖くない…」
つづく…
二人で…死ぬ気なのぅ(T^T)