ホミン時代小説の
続きです~
ホミンが苦手な方は
スルーしてくださいませ~

ホミン時代小説「花よりも君43」

翌日……
「チャンミン~
やっと男学所に出てこれたな~」
笑顔で出迎えてくれたキュヒョン…
その横で不敵な笑みを浮かべるテミン…
「先輩~、なんだか来た早々疲れた顔してますね…」
「えっ/////」
「あれ~先輩…なんで赤くなるんですか?」
「べ、別に…/////」
昨日のユノ様…凄かったから…
あんなに激しくされて
あんまり寝れなかったから…
テミンが僕の耳元で…
「先輩…後から僕の部屋に来て…」
「えっ…ダメ…ダメだよ…」
ユノ様に怒られちゃうよ…
「やだな~、なんか変に勘ぐってません?
この間借りた書物を渡したいだけですよ…」
僕は顔を赤らめながら…
「あ、あぁ~そうか…
わかったよ…授業が終わったら行くね…」
そうか…
そうだよね…
変に考え過ぎだよね…
…………
………
授業が修了して…
僕はテミンの部屋に訪れた…
「テミン…書物もらったら僕はすぐに帰るから…」
テミンがニヤリと笑って
部屋の扉の鍵を閉めた…
「先輩って単純~」
「えっ!?」
「ユノ様は…先輩のそういう所が好きなのかな~」
テミンが僕にスリ寄り…
「先輩…昨日…試したんでしょ…僕の口づけ…」
「えっ…いや…その…」
「だから…ユノ様に寝せてもらえなかったんでしょ…
ユノ様…喜びました?」
僕は膨れっ面で…
「ちょ、テミン…いい加減にして!!
昨日だって…ユノ様…喜んでなんかいなかったし、
怒られたんだから!!…僕、帰る!!」
テミンを押し退けて扉の鍵を開けようとしたら
テミンが僕の手をおもいっきり引いたから
僕達はバランスを崩して倒れこんだ…
ハッとして見上げるとテミンが僕の上に乗っていて
僕を見つめながら…
「ユノ様に怒られたんですか…
でも…結局…ユノ様…激しく攻めたんじゃないですか?
違いますか…先輩?」
「えっ…う、うん…」
「それって…結局はユノ様も楽しんだ訳だから…
口づけの効果は有りって事ですよ…」
悪戯っぽく笑いながら
テミンが、僕の唇を唇で塞ぐ…
「ん…ぅん…ダメ…テミン…」
器用に僕に舌を絡ませる…
そして…
テミンが僕の首筋に吸い付く…
「僕の痕…つけましたよ…先輩」
「えっ、や、ダメ!!」
「もう、付けちゃいましたから…
ユノ様…なんて言いますかね~」
「えっ、ちょ、テミン!!」
ウソ…どうしよう…
昨日…注意されたばかりなのに…
テミンに口づけされて…
首筋に痕…つけられて…どうしよう…
僕はおぼつかない足元のまま
テミンの部屋を飛び出して
首筋に手拭いを押し当てて
転びそうになりながら住まいに戻った…
手鏡で確認すると…
くっきり…首筋に赤い痕…
どうしよう…
これ…どうしよう…
「チャンミン~ユノ様が戻られましたよ~」
こんな時にお手伝いさんの声…
僕は首に手拭いを巻いて
うつ向きながらユノ様の元へ向かった…
つづく…
さぁ~てシム君!!
ユノ様に
見付かったら…
ヤバいですぞ~
( ´艸`)
画像はお借りしました。
ありがとうございました。