ホミン時代小説31 | 東方神起大好き!にゃみあんのブログ

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皆さま~
ホミン時代小説の
続きでございます~





ホミンが苦手な方は
スルーしてくださいませ~




















ホミン時代小説「花よりも君31」

「ユノ様…皇子様がお呼びです…」


皇子の遣い数人が
俺を迎えに来た…


「わかった…」


皇子の進める縁談が消えたのだから…
皇子が黙っていない事は分かっていた…




……………
…………


「ユノ…ヨンア姫が縁談を断って参った


「……はい…」


「そなたに好くない噂がある…」


「噂…ですか?」



「そなたが…婚約するつもりもないのに
ヨンア姫をもて遊んで傷物にしたと…


俺は静かに皇子を見上げて…



「もて遊ぶ…
なんの言いがかりか知りませんが…
断じてそのような事はありません…



「…ならば…何故にヨンア姫が縁談を
断ってきたのだ!!
そなたを心底気に入っていたのだぞ
おかしいではないか!!


「私が…ふさわしくないと
判断されたのでしょう…


皇子が俺をじっと見据えて…


「そなた…そなたが断るように仕向けたのか?」


「………」


「ユノ!!…答えてみろ!!」


皇子は俺の元に歩みより…


「そなた…何を隠しておる…?
そなた…本当は心に決めた者が
いるのではないのか…?


「………」


俺は黙ったまま皇子を見据えた…



「そなた…この俺にも言えぬのか!?
言えぬのか!?…言ってみろ…



「……今は…言えませぬ…」


「私が信用できんのか!?
言わぬか!!!!…私に隠し事は許さぬぞ!!!!


俺は皇子を見据えたまま…



「すみません…今は…言えませぬ…」



皇子は側にあった剣を俺の首元に押し付けた…



「この私に隠し事は、ならぬ!!!!
ユノ!!!!…言え…!!!!
そのように言えぬ相手なのか!?
人妻か!?人妻との逢瀬は罪になるぞ!!!!


俺は静かに…

「人妻などでは…けしてありませぬ…
ただ…今は…言えないだけです…


皇子は俺を睨みながら剣を下ろし…


「強情な奴め…私に隠し事はならぬ…
しばらく牢獄に入って頭を冷せ!!!!
誰かおらぬか!!!!
チョン・ユンホを捕らえよ!!!!!!



…………………
…………


僕は…そんな事態になっているとは
思いもしないで、
男学所から戻ってきて
ユノ様を探していた…


「あの…ユノ様はお出かけですか?」


手伝いのおばさんに
何気なく聞くと…
おばさんが急に泣き出して…


「ユノ様が…捕まったんだよ…
皇子様を怒らせたらしいんだよ…
あんな優しいお方が牢獄になんて…
酷すぎるよ!!!!


「えっ!!そ、そんな!!!!
いったい何故です!!!!!!


「なんでも…今回の縁談の話が
絡んでいるらしいよ…


「そ、そんな…」


僕のせいだ…

僕のせいでユノ様が縁談を断って…

そんな…
そんな…

ユノ様が捕まるなんて…
僕のせいで…そんな……
悪いのは僕なのに…そんな…ユノ様…


僕は…宮中の皇子様の元に
走り出していた…




つづく…




捕らえられたユノ様…

責任を感じる
チャンミン…

皇子の怒りを
鎮められるかな~
(;>_<;)





画像はお借りしました。
ありがとうございました。