ホミン時代小説の続きです~
ホミンが苦手な方は
スルーしてくださいませ~

ホミン時代小説「花よりも君47」

「あぁ…はぁ…ユノ様…」
「チャンミン…」
チャンミンを世話係に向かいいれて
俺は毎晩のように
チャンミンを抱いている…
男学所で勉強を学び、
ここでは、甲斐甲斐しく働いている…
だから…
本当は…ゆっくりさせてやりたいのに…
チャンミンをどうしても
抱きしめたくなってしまう…
一度…抱き寄せたら…
俺も男…
歯止めがきかなくなる…
ロウソクの淡い明かりと
月夜に照らされて
チャンミンの肌がよけいに美しく
イヤらしく仰け反る…
また今夜も…離してやれない…
朝…布団の中のチャンミンを見ると
この上ない幸せを感じる…
絶対に手放したくない幸せ…
そんな折…
俺は再び皇子から呼び出された…
「おぉ~よく来たなユノ…」
「はい…」
「急で悪いが…明日…
縁談の相手に会ってもらうぞ…」
「明日…ですか!?」
「あぁ、キム家の一人娘のヨンア殿だ
頼むぞユノ…」
「……はい」
明日…縁談の相手…
はぁ…
仕方がない…一度会うだけだ…
…………
翌日…………
「ユノ様…お出掛けですか?」
縁談相手に会うために身支度を
整えていた俺に
男学所から戻ったチャンミンが
声をかけてきた…
さすがに…
チャンミンには縁談とは…言えない…
チャンミンの頬に手をそえて…
「皇子の知り合いに会ってまいる…
そなたは…ゆっくりしておれ…」
俺は側近達とドンへを連れて…家を後にした…
宮中内の
蓮の池の前の静かな一室に通され…
ドンへと共に相手を待った…
「ユノ…どんな相手だろうな~」
「さぁな…」
「美人かな~」
「さぁな…」
「おい、おい、気のない返事だな~」
相手など…どうでもいい…
義務を果たすだけだ…
「ユノ様…キム様達がいらっしゃいました」
世話係に通されて
縁談相手のキム家の父君と共に
相手のヨンア姫が顔を出した…
「初めまして…ヨンアと申します…」
「どうも…チョン・ユンホです…」
ヨンア姫の美しさに
俺の横でドンへは固まっている…
ヨンア姫は優しく笑いながら
俺を見つめた…
その美しさと気品に
さすがの俺も息を飲んだ…
つづく…
ふ~ん…
縁談相手…
美人なんだぁ…
(  ̄っ ̄)
ふ~ん…
ちっ…
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