ホミン時代小説の続きです~
ホミンが苦手な方はスルーしてくださいませ~

ホミン時代小説「花よりも君17」

そろそろ丑三つ時入りの時刻…
俺達は踏み込むために
東野塔へ向かおうとしていた…
そこへ…ドンへの使いがやってきた…
「おい!!ユノ!!」
ドンへが声をあげた…
「どうした…ドンへ?!」
「いや、一応…念のために
東野塔の付近に見張りをつけていたんだが
男学所の男子達も、護衛達も
姿を現した様子がないらしいぞ…」
「ど、どういう事だ…」
俺は…言いようのない不安で
いてもたってもいられなかった…
チャンミンが間違った情報を
俺に教えるはずがない…
ならば…急に場所が変わったのか!?
「ドンへ…急に場所が
変わったのかのかもしれぬ…」
「ユノ…後わずかで定刻になるぞ…」
「チャンミン…チャンミンは…
いったい…何処へ連れていかれたんだ…」
俺は…守ると約束したんだ…
チャンミンの運命を変えると…
約束したんだ…
「ドンへ…時間がない!
このまま!!兵を連れて男学所に
一度、踏み込んでもよいか!?」
ドンへは少し考えて…
「あぁ、わかった!!
兵を連れて男学所に乗り込もう…
そして、居場所を探しだそう…」
俺達は兵を連れて男学所に向かった…
……………
…………その頃…
チャンミン達は西野塔に到着していた…
「ほら!!お前達、こっちに来い!!」
護衛官に男子達が振り分けられ
それぞれ部屋に連れて行かれた…
チャンミンは
後ろ手に縛られたまま
一番奥の部屋に連れて行かれた…
「ほら!!入れ!!」
護衛官に投げるように
体を押されて…
チャンミンは部屋の中に
倒れるように押し込められた…
「ホホホ…チャンミン…よく来たな~」
声のする方を見上げると
パク氏が酒を飲みながら
チャンミンの方を見る姿が
チャンミンの視界に入った…
パク氏がゆっくり
チャンミンに近づく…
「チャンミン…後ろ手に縛られて…
逃げようとでもしたのか?」
黙っているチャンミンに
パク氏が
チャンミンから取り上げた
手拭いを見せた…
「そなた…これが誰の物か知っておるな?」
「し、知りません!!」
パク氏はチャンミンに
にじり寄り…
「嘘を申すな…この手拭いは…
チョン・ユンホの物であろう?」
チャンミンは必死に首を振って…
「ち、違います!!違います!!」
「そなた…私を甘くみるなよ…
この手拭いが皇子付きの…しかも
かなりの側近で身分の高い者しか
持つ事のできぬ物なのは、わかっておる…
チョン・ユンホ意外の側近の手拭いは
すべて…確認済みだ…」
パク氏はチャンミンの顔を
覗きこみながら…
「これは…チョン・ユンホの物なのだろう…」
チャンミンは首を振り続けた…
パク氏はチャンミンの顎を掴み…
「そなた…可愛い顔をして…
どんな色目を使ったのだ…」
「そ、そんな違います!!」
「あのチョン・ユンホが
落ちたぐらいだ…
そなた…どんな手を使ったのだ?」
チャンミンは、瞳に涙をためながら
首を振る…
「チョン・ユンホと寝たのか?」
「ち、違います!!そんな事!!」
パク氏がチャンミンの顎を
掴みながら…
「ホホホ…そなたは、今から
私の物になるのだ…
その美しい顔を私ので汚してやろう…」
「や、やめてください!!」
パク氏はチャンミンの首筋に吸い付いた…
「やめて!!やだ!!やめて!!」
暴れようとするが
後ろ手に縛られているため
身動きがとれない…
パク氏がチャンミンの腰帯に手をかける…
チャンミンの着物が
どんどん肌けていく…
パク氏がチャンミンの
胸元に手を入れる…
もう片方の手はチャンミンの
太ももをまさぐる…
「いや!!やめて!!やめてください!!」
「チャンミン…ここには誰も来ん…
今頃…チョン・ユンホは
東野塔に踏み込んで…
おお恥をかいているだろう…」
パク氏はニヤリと笑い…
「そなたが聞き出すように
言われていたのであろう…
違うか!?ホホホ…残念だったの~」
「そ、そんな…」
パク氏のほうが上手だった…
チャンミンは行き場のない悔しさに
涙を流した…
「チャンミン…泣いても叫んでも…
誰も助けに来ないぞ…
そなたは私の物だ…みろ…
そなたを、今から汚すと考えただけで
私のここは…こんなだぞ…」
パク氏が嫌がるチャンミンの手を
自分のモノに触れさせた…
「やだ!!やめてー」
泣き叫ぶチャンミンに
お構い無しで
パク氏はチャンミンの上に乗り
チャンミンの胸元に舌を這わせた…
つづく…
ダメぇぇ~
o(T□T)o
チャンミン~
ユノ様~
早く~!!
お願い!!
早く助けて~
o(T□T)o
画像はお借りいたしました。
ありがとうございます。