チャンミン
小説の続きです~
小説…「SAKURA~さくら~」

一緒に夕食を作ってから、
度々チャンミンは、
一緒にキッチンに立って
くれるようになった…
彼が家に来て、
もう一週間が過ぎようと
していた…
最初はシャイだった彼も
最近ではよく
笑うようになり
喋るようになってきた…
私はというと…
彼が来てから
毎日ドキドキが
止まらなくなっていた…
シャワーを浴びて
濡れた髪を
かきあげる彼を見る度に
胸は高鳴り…
はにかむ笑顔を見るだけで
胸が熱くなった…
まるで、
初恋でも
しているかのように…
あの夜は、
なかなか寝付けずに
一人キッチンの
テーブルで紅茶を
飲んでいた…
「眠れないんですか…」
彼の声にハッとした、
「えっ…うん」
チャンミンは
少し考えてから、
「少し…
散歩に行きませんか?」
「えっ、こんな夜に…
今から…」
「はい…」
迷う私の手をとって、
彼が囁く…
「行きましょ…」
チャンミンに握られた手を
見ると胸が
キュンと熱くなった…
桜が散りはじめた川辺りを
私達は、ゆっくり歩く…
背の高い彼と桜を
見上げながら私は歩く…
その時、
彼が、そっと手を握ってきた
一瞬ビクッとしたけれど
私は黙って
その手を握りかえした…
私達は、
そのまま
川辺りを黙って
歩き続けた…
つづく…
こんな
可愛い
チャンミンに

手を握られたら…
考えただけで
倒れそう…
( ̄▽ ̄;)
画像はお借りいたしました。