暑かったり寒かったり

周りにも体調崩されている方をたくさん泣

10月だというのに、まだ暑いなんて・・ガーン

 

皆様もどうぞお気をつけくださいキラキラ

 

今日は私が関わった「多頭飼育崩壊レスキュー」の中で

もっともひどい場所だった現場のお話しです。

 

 

 

 

 

 

 

ある団地の1室で起こりました。

一部屋に押し込まれていた25匹。

ベランダには出れるようになっていたようですが

六畳ほどの一部屋に25匹ガーン

 

住人が高齢で施設に入るとの事で・・・

「猫がいるんですが・・」という、

ヘルパーさんからのご相談。

 

愛護センターの方も来られました。

その時、私がいたボランティア団体ではどうにもできない数の猫。

 

動物愛護センターに何匹か引き取っていただけないかとご相談したのですが

 

「人が入って、わ~っと寄ってくる子以外はそういう事だから・・」と。

 

すなわち「殺処分対象として連れ帰る」ということ。

 

見捨てられないので、愛護センターは諦め

全頭不妊手術をして保護しました。

 

中には大きなけがをしている子

病気の子も・・・泣

 

 

やせ細った体。

なぜかこの子だけ別の部屋で1匹

飼い主と眠っていたとのこと。

 

私はこの子を引き取ることを決意しました。

この子は「巨大結腸と肥大型心筋症」という病気を持っています。

 

毎日の投薬が必要ですが

元気に暮らしています飛び出すハート

 

 

こんなに太って可愛い男子としてうちにいますキラキラ

 

他の子達もボチボチ里親さんが決まり

残すは数匹。

 

 

この現場は過去に4件ほど「多頭飼育崩壊レスキュー」に入りましたが

1番汚くてひどい場所でしたガーン

 

ここで人も暮らしているんです。

 

こんな場所は他にもたくさんあるかもしれない。

未然に防ぐ方法はもっと少ないうちに不妊去勢手術をすることが大事。

 

この家も最初は2匹か3匹だったそう。

それがどんどん増えて26匹。

 

最初のうちに不妊手術をしていれば

こんなことにはならなかったはず。

 

 

多頭飼育崩壊の勉強会にもいくつかいきました。

結局

行政、福祉、ボランティア

この3つの共同作業が必要だという事が言われていました。

 

例えば高齢者の方のおうちに行くヘルパーさん、ケアマネージャーさんが

一番最初に現場に行き、現状を知ることができます。

 

そこから行政やボランティアと共に

早めに、猫が少ないうちに手術をしてもらうよう

そういうサポートをしてもらえる人がいるよ!という事を

知ってもらえたら・・と思いました。

 

ボランティアだけでは解決できない問題です。

やはり行政にもきちんとこの問題には向き合っていただきたいし

多忙な中申し訳ないのですが

福祉関係の方にもご協力いただければと思います。

 

兵庫県は福祉関係の方を対象に

順次「猫の多頭飼育崩壊」の勉強会を行っています。

 

ぜひ、人がどんな状況であっても

少しでも快適に暮らせるように

ご協力いただけたらと願います。