空港を後にした犬姫一家。

 

ゆいレールに揺られ、今日・明日お世話になるホテルへ。

 

ここでも訳の分からんことを言い出す猫旦那。

最寄り駅で降りるなり、

「ホテルはどこだ。」

「本当にここで会っているんだろうな。」

とか。

…あんたが散々私に言い張って決めたホテルでしょ!!(設備がどうだの、立地がどうだの、費用がどうだの…)

まだ、子供の方がしっかりしてるわ。

ちゃんと自分の荷物を持ち、ところどころにあるお土産屋さんに興味津々になりながらもちゃんと小言を言わずについてくるわよ!

 

と、言っているうちに、ホテルに到着。

 

ここについた瞬間、犬姫の目が輝き、

「ホテルのプールに入りたい!」

…いや、プールは1年中入れるみたいだけど、今日は寒いから…(沖縄で20度前後ですが、泳ぐには寒いよ…)

と、なだめホテルの中へ。

犬姫をなだめたりして取り込み中なのに、スマホ片手に…

「おれ、手続きわからないからやってきて。」

そうなんです。

この男(猫旦那)はいつも人任せ。

ホテルの予約やチェックインやらもろもろ出来ないんですよ。

「じゃぁ、子供みててよ。」

「ああ」

はい、この「ああ」は見る気ないな。

そして、受付の人に今日宿泊予定であることと、荷物だけ先に置いておきたい旨を伝え、手続き終了。

振り向くと、子供いません!!

「ねぇ、犬姫は?」

「知らん。」

スマホ観てる暇あるんなら、子供みとれや!!

でも、大体この子の行動範囲はわかる。

「はい、見つけた。」

さっき入り口近くにあったプールだ!

思った通り、あまり見たことのないラグジュアリーなプールに興味津々。

そして、これから少し早いランチに行くことを伝え、那覇市の観光地へ。

 

まずは、牧志市場に向かいつつ、食べ歩きです。

ここでも小言をはさんでくる猫旦那の事を無視します。

小腹が減っている犬姫様に、ぽーたまを購入。これを二人で分けようとしたら。

「俺も。」

と、いやいや、あんたにも聞きましたよ。つい数分前、あんたも食べるんなら2つにするけどって。そしたら、俺は市場でビール飲むから食べないとか色々言ってたくせに…

しかも、まだ小腹が減って機嫌が悪い犬姫様を無視してとっとと市場へ。

中に入ると、いろんな魚があり、犬姫様興味津々。(カラフルな魚が多いから。)

私的には、せっかくだから3種類くらいのお魚や貝を選んで、色々試したいと思っていたのに、ここだけは即断と偏見で勝手に猫団が決めてしまい、犬姫激怒!(青いお魚が食べたかったそうです。)

そして、いざ食事となった時。犬嫁唖然。

子供が食べれるようなものを何一つとして頼んでいない!!(刺身やガーリック炒めやら、2種類のお魚と貝だけ)

自己中もここまでくるとあきれる…

犬姫が一気に不機嫌になり、荒れる。

なので、沖縄そばかソーメンチャンプルを頼もうとすると、

「この後専門店行くんだから要らない!」

だの言い出し、自分だけ飲んでる。

まぁ、この人いつもこんな感じなんだよな…

と、言うことで、地魚の煮物を注文。(結局これ丸ごと全部犬姫平らげました。)

1時間後、市場を後にするなり…

「ぼったくりじゃないか、高かったなぁ…」

って、あんた、いい加減にしい。大体こんなもんでしょ!!

そして、先ほども言っていたはずの沖縄そば専門店に行こうとしたら、

「おれもう腹いっぱい。もういい。ホテルに戻って寝たい。」

はい、家族旅行をぶち壊す人の発言!!

これには犬姫も切れ、

「じゃぁ、父だけ帰れば!家に!!」

と、正論をぶつけてくれました。

しぶしぶ猫旦那も沖縄そば専門店についてきましたが、ちゃっかり注文してるし…

ここでは、犬姫と犬嫁が一杯のソーキそばを分けました。

その後は、サーダアンダーギやアイス、生紅イモタルトなどを楽しみ、色々なお店も見て回りました。

 

この日は、夕方から伝統工芸品づくりの体験をプランに入れていたので、その時間まで少しだけ空いたので、ホテルに戻りました。

 

ここでも猫旦那やってくれます。

全てのベットに寝転んだかと思えば見る都度見る都度いる場所が違う。

子供には、「自分の寝る場所を決めて他にはいくな!」的なことを言っててこのありさま…

これを指摘すると、なぜ自分が指摘されているのかわからない様子。

そして、犬姫からひと言。

「自己中過ぎる。大人のくせに。自分がやられたらいやなことはしちゃだめ!」

子供の方がしっかりしてますよ。

 

今回も、問題児の猫旦那。

いい加減、家族としての自覚を持ってほしいものです。(いや、年々悪化しているような気がするが…)