本当に、合格できてよかった。

今回は思った以上に漢字の勉強がスムーズにいかなかったイメージが強いので、やっちまった感がありました。

 

「言い換え」はもともと得意分野だったこともあり、さほど問題なくテスト一週間前に教材を一通り目を通してもらい、適度にピックアップしたママテストをしてもらった程度です。

 

ストーリの音読は今年に入ってから読んでもらい、母がかなり端折った解説をしました。

例えば…

 王様と九人の兄弟は図書館で本を借りてきつつ、一枚ずつキーワードを現代風に解釈させました。

 王様の宮殿の柱が倒れたけど、すげー重たいから誰も直せなかったけど、夜、「ちからもち」がひょいっと直して、「じゃっ」って帰った来たんだって。だから、朝になったら王様が「すげーやつがいる」ってなったけど、一人で直せるわけないじゃんってなって、力持ちならめっちゃご飯食べるはずだから、ここにあるだけのご飯食べれなかったら首ちょんぱしてやるっって。だから、次は「はらへった」が行って、ご飯全部食べたら宮殿のご飯がなくなって、「食いすぎじゃ、とっとと帰れ!」って追い出されたけど、今度は、こんなにご飯食べて強い奴ならそのうちに王様を殺しに来るからその前に、何も食べさせないで殺しちゃえってなったから、「はらいっぱい」が王様の所に行って、1週間飲まず食わずだったのに、すげーお肌つるっつるのイケメンになって出てきたから王様が驚いて、家に帰して…

 

いがいと、子供の食いつきがよかった現代語訳。(いや、親の語彙力がないだけですが…)
これで大体のストーリーが分かれば問題も解きやすいみたいです。

 

ちょっと苦戦したが、盲導犬です。

まず、幼稚園生は盲導犬を見たことがなかったので、盲導犬に関するYouTubeをあらさがし。

日本盲導犬協会さんのホームページやYouTubeで、イメージを固めさせてもらい、その後、少し興味を持った犬姫に図書館で盲導犬の絵本を何冊か借りました。

今回は、盲導犬になる前のパピー時代が主流なので、そこに重点を置きました。

これをやった後と、やってない後では問題のとらえ方が違ったみたいで、たまたま駅前で盲導犬ユーザーさんをお見かけした時には、「あれがハーネスだね。大きなワンちゃんだね。でもかわいいね。ユーザーさんの所に行くまでにたくさん訓練したんだね。偉いね。たくさん訓練しても少しの子しかなれないんだよね。後の子は、再度訓練したり、介助犬や警察犬に移行したり、そのままウォーカーさんに飼われる子もいるんだって。おじいちゃんやおばあちゃんになったら、盲導犬のお仕事を辞めて、ゆっくり過ごすんだって。盲導犬のお邪魔は絶対しちゃだめなんだよ!勝手に触ってもダメだからね、かわいくても。今、あのワンちゃんはお仕事中なんだから、絶対邪魔しちゃダメ!困ってたら、声かけてあげなきゃいけないんだよ。」

5歳児に諭される母…

あなた、本当にすごい。母的には教材程度の知識だけでいいと思っていたのに、ここまで理解できてれば人間としてOKです。

 

話し手の気持ちや考えは今までの復習と言わんばかりの問題が多く、大苦戦していた「ぺちゃんこスタンレー」は、画力のない母が、漫画にしました。

すると、1回読んだだけで理解できたみたいです。(最初っからこうすればよかった…)

 

しかし、問題は漢字です。

まず、字画が多く、音読み訓読みのバラエティーが豊富。熟語も多く、その熟語も幼稚園児には触れあったことのない未知の言葉です。

特に…先取点・同級生・打球・投手・指定・関係・相談・役員・委員・軽食などなど

完全に、大人でもなかなか説明がしにくいのに、幼稚園児の5歳児が今までに培った学力をフルで使っても無理よね…

ただ、唯一の救いは、我が家は野球好き。過去の野球、それも珍プレー集を見せつつ、ピッチャーはボールをこうやって足をクロスさせながら手で投げるから「投手」、その「投手」が投げた「球」をほらバットでこう打つ人だから「打者」、一番先に点を取るから「先取点」。で、試合で決められた数以下の球球で勝負しろって「指定」されてるんだ。

説明していた犬嫁も意味不明なのに、こんなので理解してしまった犬姫。

このおかげで漢字が書けるようになってきました。

あとは、数日前から語呂合わせ漢字。

取る→「ヌ、耳取ったろか!」

拾う→「手を合わせてお金を拾う。」

詩→「寺で言葉をしゃべったら詩集」

苦い→「古くて苦いからふたをする。」

楽→「楽しいのにふたされて薬を飲む。」

等など、もう無理やり感満載です。

何とか、これで13問近くの漢字を正解することが出来ました。(一応、90個ほどのうちの20個だから、まぁ、これくらいですかね。書き取も、ちょっと勘違いで一画足らないとか右左逆転とかで、根本的にわからないといったものはなかったみたいです。)

 

とにかく、犬姫、お疲れ様でした。

次の分野も頑張ろうね!