犬姫の通う幼稚園は正課授業・課外授業の多さでは地域でも指折り。

ほぼ毎日、何らかの正課授業が存在します。

 

幼稚園なのに、年長までに読み書きや漢字も少々やるみたいで、9月から習字のお稽古も始まりました。

 

先日、習字の授業参観があり近所のママ友と行きましたが、本格的ですごい。

挨拶、座り方、筆の持ち方、書き方、見本の意味…

母、小学校1年生の時に習字教室に通っていたけど…墨で遊んでよくおこられてたのに、ここまで本格的にやるとは想定外。

今年いっぱいはお水でやるそうですが、このお水で遊んでいる子がいようものなら先生の雷が落ちてました。

 

犬姫は姿勢もきれいに座っており、先生からは褒められてました。

本日の課題は「一」と「つり」

止め、払いの基礎ということでやってます。

犬姫にとっては簡単なお題ということもあり、「漢字の一!」「つり!」と、読めることがうれしいみたいです。

また、それに合わせた言葉探しをする際も、堂々としてます。

「一日」「一年生」「一日中」「つま先」「つき」「つめ」「りす」「あり」「リンゴ」

など、出ますね単語が。

時々、「One」「Lilly」など、英語も交じりますが…

 

字も、昨年より練習しているおかげでしっかりと書けます。

公文様様です。

先生にも褒められ、見本になったことがよっぽどうれしかったみたいで、家に帰って来てから嬉しさ爆発してました。

 

しかし、参観中は私の方を一向に観てくれず、ずっと正面を向いたままだったので、意外でした。

つい最近の授業参観では「ままぁ~」と、数分おきに振り返っては手を振っていたのに…ちょっと寂しいです。

 

クラス内でも、色々なタイプの子もいるせいか、20人クラスのうち5人ほどしか指示が通じず。それ以外の子は、ママの所に駆け寄ったり、寝てたり、おもちゃで遊んでいたり…

もともと、幼稚園の見学の際にもそんな状態を見てしまい、悩みましたが、今は入れてよかったと思っています。

 

教育方針的には、みんな平等に、ほかの子の邪魔をしない限りは注意しないといったもの。本人たちの自主性を尊重という、悪い意味では無法地帯。

大学みたいに、授業の都度教室が変わるため声掛けはするけど、参加したくなかったら参加しなくてもいいといったもの。

だから、親は授業参加のつもりで行ったのに子供がいない親御さんもいたみたいで、副園長先生とお話しされている親御さんもちらほら。

 

去年はなかなか授業参観がなく、園の様子が分からなかったのですが、今年に入り毎月のように行ってみると見ちゃいけない点が見えてきます。

課外授業も基本的には同じスタンスなので、本人が参加を嫌がったら昼寝してようがおもちゃで遊んでいようが自由。(親は泣くよ…お金払ってるのにこんなことしてたら。)

 

こんな幼稚園ですが、ほとんどの子が小学校受験をするそうで…受験対策の課外授業があるほど。

家は、受験しないので関係ないのですが、受験しても受かるのは1割にも満たないとか。

だから、少しでも授業で優秀そうな子がいると分かると、必ず探りを入れてくるママもいます。

私も、何回か言われたことがあるのは「どこの小学校受験予定ですか?」や、「塾はどこに?」です。

まぁ、そんな親の子供に限って鼻ほじって昼寝しているけどね。

 

我が家的には、家から近いということと、小学生まで継続して教えてくれる課外授業が多いのでこの幼稚園にしました。

正課でも、たくさんの授業があり、その中で犬姫本人が気に入ったものがあれば深く出来るように課外授業をお願いするスタンスをとってます。

おかげで、興味を持つものが多く、親以上に忙しい幼稚園ライフを送っている次第です。

まぁ、本人は塾や習い事をしている感覚ではなく幼稚園の延長のつもりなので助かるし、母もお迎えが楽なので良かったです。