夫:脳梗塞により右半身麻痺
大腸がんステージⅢC→腹腔鏡手術(2019年11月)
→抗がん剤(オキサリプラチン+ゼローダ)2019年12月~5クール半
→肝転移→大動脈リンパ節転移(疑い→確定)2020年10月
→抗がん剤(5-FU/ロイコボリン + CPT-11 + パニツムマブ)~2021年2月
→大動脈周囲リンパ節手術 2021年4月7日 
→退院後自宅療養
→仕事復帰 2021/5/10~
→家庭内別居中 2021/06/02~
→抗がん剤(5-FU/ロイコボリン + CPT-11 + パニツムマブ)再開 2021/06/11~
→抗がん剤減薬中 (5-FU/ロイコボリン + CPT-11)
→抗がん剤(5-FU/ロイコボリン + CPT-11 + パニツムマブ)再開
→家庭内転倒で骨折他のため 抗がん剤休止中
→2022/06/24より 抗がん剤再開 パニツムマブは中止。←治療費がかなり安くなった。
→2022/11/11より パニツムマブ再開(5-FU/ロイコボリン + CPT-11は中止?)
→2023/2/10より 抗がん剤がロンサーフに変更(飲み薬)
→2023/8/24より 抗がん剤がスチバーガに変更(飲み薬)
→2023/11/9より(予定)セツキシマブに変更(点滴)

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抗がん剤が変更になります。

以前使った パニツムマブのお友達のセツキシマブへ。

単体での投与かな?

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セツキマシブ(アービタックス)は,2008年に承認された,ヒト上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)を標的とするヒト・マウスキメラ化モノクローナル抗体の分子標的薬です。

この抗がん剤はブロッキング抗体ともよばれ,ヒト上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)に結合することで,シグナル伝達を遮断し,がん細胞の増殖を抑制します。

セツキマシブ(アービタックス)は,EGFR陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸がんおよび直腸がんを対象として使用されます。
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初回投与は入院するのですが、

その前にPET検査を受けることになりました。

糖尿病だと使えないと前言われてたような気がするんですが、
薬でコントロールできていれば実施できるようですね。

ただし・・・コントロールできてたっけ???(^_^;)


とりあえず入院前日に別のセンターで PET検査受けて、
結果の画像をもらってきます。

翌日はその結果を持って まず血液検査して 抗がん剤治療できる状況か調べて、
OKなら1泊の入院となります。

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◆PET検査とは

1.検査の目的

PET(Positron Emission Tomography)検査は、治療前にがんの有無や広がり、他の臓器への転移がないかを調べたり、治療中の効果を判定したり、治療後の再発がないかを確認するなど、さまざまな目的で行われる精密検査です。

2.検査の方法

PET検査は、FDG(放射性フッ素を付加したブドウ糖)を使って行います。

※FDG以外の放射性物質を使ったPET検査もありますが、研究段階の検査です。日常診療ではFDGを使用したPET検査がほとんどですので、一般的には、FDG-PET検査のことをPET検査といいます。

PET検査では、静脈からFDGを注射し、がん細胞に取り込まれたブドウ糖の分布を画像にします。PET検査はCT検査やMRI検査と組み合わせて行うこともあります。PET-CT検査は、PET検査とCT検査の画像を重ね合わせることで、がんの有無、がんの位置や広がりを高い精度で診断することができます。

3.検査の実際

PET検査は、検査当日6時間前から糖分を含む飲食物の摂取はできません。検査の直前には、排尿を済ませます。FDGを注射して1時間前後、ベッドなどで安静にしてFDGが取り込まれるのを待ちます。撮影時には、機器の寝台の上にあおむけになります。撮影時間は30分程度です。撮影した画像でがんが確認しにくい場合には、さらに時間を置いて撮影することがあります。検査後は、体に取り込んだFDGを体外に排出するために、水分を多めにとって排尿を促します。糖尿病の人は検査前に主治医や担当医、検査をする施設の医師と相談が必要です。

4.検査の特徴

PET検査には、一度にほぼ全身の撮影ができるという特徴があります。また、がんの大きさや広がりを調べるCT検査やMRI検査などの検査と異なり、ブドウ糖を消費して活発に活動しているがん細胞の状態を調べることができます。一方で、糖尿病などで高血糖の状態では正確な結果が出ないことがあります。

5.検査を行う主ながん

PET検査は、さまざまな部位のがんや、血液がんの悪性リンパ腫で検査することがあります。ただし、早期の胃がんの場合には保険診療で受けることができません。また、他の検査、画像診断による病期診断や転移・再発の診断が確定できない場合にのみ保険診療で受けることができます。

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(国立がん研究センター がん情報サービス ganjoho.jpより引用)



※糖尿病で高血糖の場合 正しい診断ができないため PET検査は行えません。

検査前6時間は絶食。
飲料は糖分を含まないものであればOK。

費用は3割負担で3万円強とのこと!

この検査で、腰痛の原因が骨転移によるものか、そうでないのかが明らかになります。


パニツムマブが2週に1回の投与だったのが、セツキシマブは毎週投与になるそうです。

そして気になる副作用は パニツムマブのときとほぼ同様らしい。

皮膚障害はほとんどの患者に出る副作用とのこと。

ニキビのような発疹が頭の中にもできたり、指先がひび割れたりするので、地味に嫌な副作用ですが、

夫の場合 パニツムマブの時 角膜炎の症状も出てましたね~~。

寒い時期に皮膚障害の副作用は辛いですね。




来週は クズ義弟が退院するにあたって、あれこれやらないといけない事も山積みだし、

ハードな週になりそうです。