"A"Train:ニューヨークのブルックリン~ハーレム~マンハッタン北部を運行するニューヨーク市営地下鉄A系統、ほかの系統もあるため間違って乗車しないようにするため先頭に表示があります。曲を聴くと蒸気機関車のような印象ですがもともとの意味は地下鉄だそうです。
DUKE ELLINGTON / Take The "A" Train
1939年にDuke Ellington楽団のピアニスト&編曲者であったBilly Strayhorn作、1941年に発表されプロアマ問わずジャズが演奏される地域なら未だに多くのミュージシャンに取り上げられている曲。出だしのピアノソロだけでヨルゴスのボールペンが止まってしまい、ホーンセクションが入るとエンジンがブンブンかかり、スキャットヴォイスのような"ドウビドウビドウビ"が"音楽理論無視でウキウキ行こうぜ"という感じでこの部分が一番気に入っています。
他のヴァージョンによっては最初から最後までしっとりムードでやっているのもあり、この曲程どんなヴァージョンで演じてもイチニノサンでのめりこんでしまう曲はヨルゴスにとっては60曲あるかないかという感じです。
ELLA FITZGERALD / Take The "A" Train
10代のころFM東京、1630から「リズム&リズム」という私がハガキで簡単にリクエストした曲をお情けでかけてくれた番組&洋楽中心で話も聞きごたえあった番組(進行役がテノールクラシック歌手立川澄人&映画評論家国弘ようこで、富田勲がゲストのときは最高に面白かった)の主題曲としてTake The "A"Trainがかかっていて放課後アルバイトor遊んで帰ると聞き逃してしまうので(音飛びや音が曇ってしまうのを少しでも防止するため、機器のヘッド・ゴムローラーを定期的にクリーニングキットで手入れ)いつもタイマー録音して保存したい部分だけラインジャック➡音質調整器左右10チャンネルずつ➡ラインジャック➡2チャンネルパンポットがあるたった6チャンネルのミキシング安マシーンにマイク接続して自己満足音を音量調整して偉そうな表情で混ぜる➡ラインジャックで別のカセットレコーダーに接続して残すという繰り返しを年中やっていました(授業さぼってアルバイトしてもいろいろ支出あったので節約方法を模索しなければならなかった)。
社交ダンスでよく取り上げられている曲という印象があったせいか当時は中年以上の大人の曲と思っていましたが初っ端から飛びついた曲で今も変わりません。
こんなことをやっていくうちに、他のジャンルだけでなくジャズもヒット曲だけでなくオリジナルアルバム(ベスト盤ではなく)を探しに行く習慣が定着して、その一日中好奇心という病気が現在に至るというヨルゴスであります。
シングル盤A面で発表されてない曲がそのアルバム中最もお気に入り曲になった場合"もうけた気分"になります。だからやめられない
☝僕もA列車乗せて!ではまた気が向いたときに!