なんとなく、調子がおかしいなと思いだしたのは、
2009年の5月、GWが終わり、浅草でやっていた三社祭がやっているころ。
■体調不良
たくさん寝ても疲れが取れずに、微熱が続いてるなぁと思いながら
たいしたこともないだろうと、仕事も普通にこなしてた。
朝、電車で吐き気がして降りたり、会社が終わり帰ってくると
どっと疲れてすぐ寝てしまったり。微熱も続いてる。
風邪でも引いたかな、売薬は高くつくだけで効果がなさそうだし、
ちゃんと病院で出してもらった薬で、早い治癒を狙おうと思い、
「風邪みたいなんで、午前半休をとって病院行ってきます」と
会社に告げて、内科を受診した。
■緊急入院宣告
微熱、だるさ、吐き気。体温を図ると若干高い程度。
強いて言うと、会陰部に鈍痛があることを告げると、
ちゃんと検査するために、クリニックから向いの病院に
向かってくださいと言われた。
???
話が複雑になってきてるなぁ、てか性病?
泌尿器科を案内され、触診(苦笑)と血液検査、CTスキャン。
血液検査が一番嫌い。採血嫌い。
CTの結果、イケメン先生の触診(笑)では特に何もなく、
血液検査の結果を見た先生が言った。
うわぁ、これは肝臓だな、これは緊急入院になると思います。
緊急入院!?
薬では治らないのか、通院ではだめなのかを聞いたところ、
専門でないので断言できませんけど、入院して安静にすることが必要で、
劇症化の可能性も否めません。
との答え。
■入院
泌尿器科から、こっちの方が早く対応してもらえるということで
ERに移され、1階の救急車が止まる入り口のすぐ横で待たされた。
待ち時間が長かった。
その日は、サクっと風邪の診断をしてもらって、
ちょっと早めのランチをゆっくりしてから
仕事をするつもりでいたのに。
会社に電話をした。
肝炎で緊急入院が必要
そう言ったらどうなるだろう。
察しがいいと、バレてしまう。
セクシャルマイノリティが。
まぁ、話が進めば進むほど、本当のことはあとでわかること。
そう思い、ここは思い切って本当のことを告げた。
さぁて、どうしたものか。
入院費用、休暇中の収入減少。
任意の医療保険には未加入で、金のことが心配だった。
入院準備もしなくては。
ERで、消化器科の先生が来て、もろもろの説明を始めた。
やはり、肝炎の急性症状が出ているので、入院は避けて通れないこと、
主に投薬などはせず、経過を観察すること。
まれな確率で起こる、劇症症状がでてしまったら、この病院では対処できないので
転院を余儀なくされること。
あと、感染経路についても質問があった。
不特定多数との性交渉があったのか、それはどんな相手か。
まぁそんな機会があり、相手は女性だと告げた。
その他の性病、強いて言うならばHIVの検査をしたことがあるのか。
なければ、このタイミングで検査することも可能である旨を聞き、
お願いした。
そう、HIVの検査はしたことがなかった・・・
梅雨も手前の蒸し暑い日。
病院を出て、18時までには戻ると告げ、入院準備するために部屋に帰った。
数日分の下着、服、その他もろもろ。
ひとり暮らしをしていて、親には自分の部屋には入られたくないし、
仕方なく全部自分で準備した。
というか、親にも電話をしたけど、特に心配をされることもなく
何かあったら連絡するとこちらが告げると、止められることもなく会話が終了。
頼んでも迷惑なんだろうな、って。
アルコールと油物は控えるように、と言われつつ、
これからしばらくは美味しくない病食が続くんだろうと思って、
いけないと思いながらも、てんやで天丼を食ってから
病院に向かうのだった。(苦笑)
そして、その日は一日病院で過ごして疲れたこともあり、
消灯して程なく眠りについた。
長くなったなぁ。
その日にあったことを全部書いてるし、要約してないので、
こんな感じになっちゃいました。
後日まとめ直すかも。
(2010/07/31 一部更新)
まぁ、ここまでが体調不良から入院までの経過です。
途中、(苦笑)とか(笑)を入れてます。
正直な心境の現れ、その日に感じたこと。
ばたばたしつつも、意外と落ち着いていたんです。
連絡も冷静だったし、入院準備で家に帰った時も、
しばらく帰ってこれないことを想定して、家電の電源落としたり
戸締りを念入りに確認したり、ゴミ出したり。
この先、自分はどうなるんだろう。