メンチビは、黒次がキライです。
黒次もメンチビがキライです。
メンチビは、タビまるぅ～んのことを
『まとわりつく小憎』だと思ってます。
タビまるぅ～んは、メンチビのことを
『いつも外にいるおじちゃん』だと思っています。
台風の時くらい家に入ればいいものを、
２匹が家にいるときは、殆ど入ろうとしません。
ベランダのメンチビハウスは、
雨風に飛ばされぬ様、植木で抑え、
家の中から安否を確認できるようにコチラに向けました。
２匹が外へ遊びに行って、私が家で仕事をしていると
たまに足下で寝ていることがあります。
嫌われない様にか、男のみだしなみか、
丹念に毛繕いをし、爪研ぎで走る様にツメをバリバリ研ぎ、
一眠りして、カリカリ、ウェットを食べ、
２匹のどちらか帰ってくる気配を察知すると、
反対側の窓、ドア、ベランダから
腰を低くして、ねずみ小憎のようサササと出て行きます。
数日前に、メンチビの元家（家出して11年）のご近所さんが
「エッ、まだ生きてたの！」と、驚いてました。
本宅からは、たった200メートルの距離なのに、
何年も帰ってない模様。
元家には、姉妹猫がいたのに仲違いし、
先代のチーコ、チビクロとは一緒に寝たり仲が良かったメンチビは
今では殆ど一人で外で過し、近づいてくる他の猫には大声で威嚇し、
その地響きするほどの大声で、ケンカ傷も負う事なく
自分ルールで生きてます。
タビまるぅ～んが、外で寛いでいるメンチビの隙を狙って、
背後からタックルすることもありますが、
その時は「ウンニャーっ！」と一括、
やはり爪を出したり、噛み付いたり、決してしない
平和主義猫です。