湾岸戦争が終結して、
アメリカ軍が勝利となして
帰国してきた戦闘機に
星の絵が描かれており、

それが出撃回数ということだった

どれだけの危険の中
このパイロットは帰還したのだろう

どれだけの命が失われてしまったのだろう

そう思うと
その星が怖かった

星の絵柄が好きな人には申し訳ないけれど
私はその時の恐いという思いしかなくて
ちょっとしたトラウマでもある


キラキラ輝く素敵なもの…
 というイメージのままだったらよかったのにね


米軍基地に住んでいたから
勝利のパーティーなるものも参加はした

同じアメリカ軍の方でも
亡くなってしまった兵隊のご家族には
勝利とは?
と思うでしょう

当時、そんな思いを経験した時に

身籠もっていて

誰にも言わずにいたし、

一人で育てることを決意し

小さな命がこの身に宿っていることで


この子が生きていく世界が

平和であってほしいと願う気持ちが芽生えていた


銀河鉄道999で

戦争をしているところを見ながら食事する

レストランのある

惑星ライフルグレネード


ありえないっておもってたのに

湾岸戦争でそれを実体験するとは…


今もどこかで誰かが命の危険のある場所にいて


知りもしない他人がそれを映像で

見ているというこわさ。



ごはん美味しいねって

分け隔てなく共感できる時間や

美しいもの、楽しいことを

分けあえる気持ちを

もてる世界に


そういう世の中になってほしい



そして

あの時の小さな命も

未だにそばにいて

共に楽しいこと

素敵な出来事

笑うことができている


私の選択は間違っていない


命は尊い