駅に向かう途中、
ふわっと香る金木犀の香りが

秋だなぁって感じる瞬間

キンモクセイは、便所の香りって言われてたこともある

実際、昔のトイレは、
いわゆる ボットン便所

水で流してタンクに貯める現代とは違う
下層にあるタンクに直接つながっているトイレで、用足ししたものが全てトイレから見えるもの
外側からバキュームカーと呼ばれるものでホースで吸引して回収してもらうのです

当然匂いもあります
消臭剤を置いたりもしていましたが

大昔はそんなものもないので
香りのつよいキンモクセイをトイレまわりに植えてたようです

私の遠い昔の小学校もそうでした

昭和の頃は
トイレの消臭剤もキンモクセイの香りが多かったですね

今はおしゃれなものが多いです🌸


そういえば、トイレに行くことを花摘みって隠語があるけれど

あれはキンモクセイなの?

って話をしてて
ネットでみたら、

花摘みって言葉は登山用語なのですね
女性のトイレのことで
花摘みする姿に似た格好になるからとか

男性は座ってしないので、
雉子撃ち(きじうち)っていうらしい
猟なんですか(笑)

男性が座ってする方は、
大雉子撃ち(おおきじうち)と呼ぶらしいです
こうなってくると、
まるでわかりませんw


今の人ならば
お手洗い…これは私が1番使う言葉かな

化粧直し…女性ならではですよね

ついでにトイレみたいな?

用足し…これ男性がよくつかうことばですよね


ご不浄…お寺さんとか神社でみかけることばかな

厠…トイレのことですね

 だいたいボットン便所って、

 母屋の外に別棟で建てることが多くて、

 私の実家もそうでした

 夜中に家を出て敷地内のトイレに行くと、

 キツネや狸に遭遇して

 怖くて夜中のトイレは

 妹叩き起こさないと行けなかった思い出


生活して当たり前のことを、
隠す風潮もなくなった今では
トイレ!って言ってしまいますよね

大好きな人がよく、
あ!おしっこもれちゃう!
ってよくいうんですが

ストレートに言ってくれることは
嬉しいと思うことにしましょう

我慢してるのわかってて、
無視してて
いつ言い出すんだろう?って
すごーく意地悪な気持ちでいたんだけど(笑)

めっちゃ子供みたいに
素直に返事帰ってきた(笑)




素直もいいですが

日本語ってとっても楽しくユニークな使い方もあるし
奥ゆかしさもあるので

いろんな使い方
いろんな言葉を勉強するのは楽しいね

って思いました✨


ネットでストレートに言葉ぶつけるようになってきつつある現代

よく知る相手ではなかったり
敬わなきゃいけない人にも
言葉遣いや相手の気持ちを考えない
使い方する人が多すぎます

最近の言葉の暴力が
怖い今日この頃


私も気をつけよう…