エビバデ!オウイエ! | アートセラピーのアトリエしまねこ@札幌

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可能性を引き出す!アートセラピストのつるみちかよです。
札幌市内で小さなアート教室を運営しています。

解き放たれたその歌声は

解き放たれたと同時に

強烈な引力を持つ。


私がエレカシを聴くようになったころ、

彼らは

「扉」

というアルバムをリリースしたころだった。

知名度が高い割に

当時、売れてはいないバンドだった。

そのころの宮本さんは

いつも怒っているように感じた。


歌っていても

話していても

黙っていても。


猛烈な怒りを放っていた。



その怒りがまるで自分のもののようにわたしは、

歌とともに自分を解放していくことが、

面白いくらいできた。




これは、ロックの真髄なのではないだろうか。


いまは、
さして怒り狂うこともなくなったように見え、

お坊さんかと思うようなわたしだが、

内在する怒りは、

爆発的ではないものの、存在する。

人間だから。

お坊さんのようになってから気づいたのは、
怒りは元気の元だということ。

なくなったら、ダメなのよ。

出せなくなったら、苦しいのよ。

わいたら、上手に、安全に出す。

方法は意外に沢山ある。

アートもスポーツも会話も。

ロックもそうね!


エレカシの歌を一曲一曲、聴いてみると、


時代に沿うわけでもなく
 

誰かに沿うわけでもなく、


何かに似ているわけでもなく、


完全なる「俺」がある。


流行りではない、


いつも完全に「俺」の音楽。


似ていないということに、


輝きを感じる。


昨日はZepp Sapporoでエレカシのコンサートを観てきました。
初めて2階席で観戦。