現在お家で飼われている猫、地域で暮らしている猫達の起源は
およそ13万年以上前に中東で生息していた
リビアヤマネコであるとDNA解析で判明しています。
当時のヤマネコが家畜として飼育され
現在の家猫に至るそうです。
砂漠地帯で暮らしている山猫達は、必要な量の貴重な水分を
極力体内に吸収させ、凝縮した濃い尿を排出させます。
一方の現在の家猫は、水分のデッドラインギリギリで生活
することはめったになく、きちんとした水分補給が必要です。
水分を飲まないで、長期間尿をためてしまう場合
オス猫に多いのですが、尿路結石症になる猫ちゃんがよくいます
尿路結石症とは
腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石ができる病気です。
人間も男性に多く発症し、人間社会でもよく耳にします
結石が膀胱の粘膜を傷つけて膀胱炎となることもあります。
また、結石が尿道や尿管につまることで排尿が出来なくなり、尿毒症を引き起こす恐れがあります。
お医者さんでお水をよく飲ませてくださいね
とアドバイスを受けることが多いともいます。
水分量を増やすには?
・ご飯の回数を増やす
一日分のご飯を測り、小分けにご飯皿に入れておくと
食後のお水を飲む回数が増え、水分摂取の効率が良くなります。
・ご飯をウェットに変えてみる
ウェットフードは、80%以上が水分でできているものが多く
ご飯の摂取量は減ってしまいますが、水分摂取になります。
=ご飯が終わった後にまだご飯を欲しがるようであれば追加で
カリカリのご飯をあげてください。
・水のお皿などを変えてみる
猫は流れているお水が好きです
猫の水の器を流れるタイプのものに変えてみるのも手です
平たいお皿じゃないと飲めない子や
急に器が変わると飲まない子もいるので
変えるときはもともとのお皿も置いたまま
新しい器にするといいかと思います。
猫カフェで使用している給水機は、噴水型のものと
動画の滝型のものを置いています。
濾過機能付きで、最大4Lほど入るので
多頭飼育でも十分に新鮮なお水を用意できます。
下の水たまりから飲む子や、噴水から直接飲む子
猫も好みによりますので、お家の猫ちゃんに合う
お水の容器を見つけてみてください。
お水を飲む姿もかわいいです( *´艸`)
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