「デカローグ」プログラムB | 猫棒徒然雑記_mirror

猫棒徒然雑記_mirror

コラム系日々雑記。半径5センチの超近視眼的日常。

2024年4月13日(土)~2024年5月6日(月)
東京都 新国立劇場 小劇場

 

原作:クシシュトフ・キェシロフスキ / クシシュトフ・ピェシェヴィチ
翻訳:久山宏一
上演台本:須貝英
演出:上村聡史

 

「デカローグ2 ある選択に関する物語」
前田亜季 / 益岡徹 / 坂本慶介 / 近藤隼 / 松田佳央理 / 亀田佳明

 

あらすじ

交響楽団のバイオリニストである30代の女性ドロタと彼女と同じアパートに住む医長の二人。

ドロタは重い病を患って入院している夫アンジェイの余命を至急知りたいと医長を訪ねる。ドロタは愛人との間にできた子を妊娠していた......

 

「デカローグ4 ある父と娘に関する物語」
近藤芳正 / 夏子 / 益岡徹 / 松田佳央理 / 坂本慶介 / 近藤隼 / 亀田佳明

 

あらすじ

快活で魅力的な演劇学校の生徒アンカは、父ミハウと二人暮らし。母はアンカが生まれた時に亡くなった。

父娘は友達同士の様に仲睦まじく生活していたが、ある日アンカは「死後開封のこと」と父の筆跡で書かれた封筒を見つける。その中身を見たアンカがとった行動とは.....

公式サイトより

 

プログラム2と4

演出は次期新国立劇場演劇芸術監督に決定した

上村さんです。

 

10話からなる話を

2話づつ、切り分けるのにもきっと

何かの意味があったのだろう。

 

プログラムBは「愛」

しかも、純粋で綺麗な愛ではなく、

打算で、秘密で、悲しく、哀れで、

誰も幸福にならない。

 

それでもだからこそ、

それは「愛」

なんだと思った。

 

その先の彼らがどうなったのか、

我々にはわからない。

 

嘘をつきながら幸福になったのか、

真実を話して不幸になったのか、

 

何が幸福で何が不幸なのか、

死ぬまでの長い長い

もしかしたら短い時間に中で、

 

隣にいる人に対して、

どんな気持ちを持って

生きていくのか。

 

今回も亀田さんが出ていると思ったら、

亀田さんのみ全話出演で、

通りすがりの男を演じているそうです。

 

なるほどね!