毎日2回、たっぷりと散歩させてくれます。
ロンを迎える前から一人で散歩するのが習慣になっていた父は、
「犬を散歩させるのは、自分の歩きたいスピードで歩けないから嫌だ」みたいなことを言っていましたが、
そんなこと言ったっけ??と言うような様子で、毎日ロンと出掛けていきます。
ねこも、父が出勤の日や、たまに休ませて上げたいときなど、いそいそと実家に参上し、
ピンチヒッターを買って出ます。
ねこは、とりあえずロンが行きたい方向に行かせてあげるので、
毎回ものすごい距離を遠征して帰ってくる事になります。
丘の上に公園を発見したり、神社を発見したり、知らない道を通るのはいつものこと…。
今日も山を登ったり降りたり、小走りに1時間半、たっぷりおつきあいして
これを曲がったら実家までの直線コースに乗れる、というところで
ロンの静かな抵抗にあいました。
どうしても公園に寄って帰りたかったらしく、公園の方を向いてお座りしてしまったのです。
ねこはリードをぐいぐいと引いて無理やり方向を変えさせるのが好きではないので、
一緒にしゃがみこんでしばらく二人でボーっとしていましたが、
一向に動こうとしないので、「そんなに公園にいきたいのかーい?じゃ、いく?」と
声をかけると、公園に向かって一目散に走り始めました。
ロンはすごく意志のしっかりした犬なんです。と、犬バカですいません。
やっと家に帰ってきたら、さすがにロンも疲れたらしく、
すぐに足を投げ出して寝入ってしまいました。
ねこもさすがに疲れたわぁー。
でもロンのお陰で、優しそうなおじいさんの眼鏡の奥の目を覗き込むことが出来たり、
見知らぬ人とも会話が出来たり、
楽しい事が沢山あるよ。
ありがとうね。