もう2年、まだ2年。
昨日から東日本大震災の特集が組まれ、どこのテレビ局も東日本大震災を扱っています。
津波に流されなかった希望の一本松、これを残す為に1億5千万ものお金が掛かっているそうです。
一本松のみの募金で集まった金額はおよそ5千万、残りはどこから?
この一本松に掛かったお金の使い方について地元の方のインタビューがテレビで流れていました。
まだまだ仮設住宅で辛い思いをしている人が大勢いる、まずはそちらを早くどうにかするべきだ。と。
私もそう思ってしまいました。
希望の一本松かもしれない、でも今を生きていて、これからも生きていくのは人。
あんな大金があれば、出来る事が沢山ある。
2年経ちましたが、苦しみ悲しみ毎日を必死に乗り切っている被災者の皆さんがいるのです。
全世界からどれ程の募金が集まったか分かりませんが人の為、地域復興の為の生きる使い方をしてほしいと思いました。
また、被災地に残された動物たち。
命を削りながら必死にレスキューをして下さっている団体や個人ボランティアの方々。
いつ警察に逮捕されてしまうか分からない。
政府は被災地に残された動物たちを見捨てました。
人も動物も同じ命だとは思ってくれないのですね。
人の為に生きてきた牛や豚、いつかは誰かの家族だった犬や猫、山の中で静かに暮らしていた鹿や熊、猪。
小さな小さなリスやウサギ。
どうして力を貸してくれないのか。
どうしたら力を貸してくれるのか。
特集が沢山あった昨日今日、その中で被災地に残された動物たちの現実を伝えてくれたテレビ局はあったのでしょうか。
人にも動物にも優しい政治(国)になる事はないのでしょうか。
署名や呼び掛け、諦めずに続けて行かねばですね。
亡くなられた大勢の方々、動物。
どうか安らかに。
お祈り申し上げます。
被災された大勢の方々が一日も早く穏やかな普通の日常に戻れます様に。
2013.3.11
ねこばす
櫻井
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