本日の両国寄席。
好の助さんのトリ根多は「小間物屋政談」でした!
これはツッコミどころ満載の噺ですが、案外実話がベースになってそうな気がします。
どうかすると、聴いていて「結局、顔とお金なんかい!」とモヤモヤしてしまいそうになるのですが、
好の助さんの「小間物屋政談」は、大家さんに代表される明るい能天気ないい加減さにすべてが包まれていて、
こちらまで愉快な気持ちになるので、立ち止まって突っ込む隙を与えないのです。
天衣無縫と言われた志ん生師匠がふと思い出されて、久しぶりに聴き直したくなったら、直前まで「黄金餅」をやろうかと考えていたとご本人のTwitterにあって、ちょっとびっくりしてしまいました。
こんなふうに、久々に落語メモを書きたくなるほど、お久しぶりの今日の寄席は(仕事のため途中からでしたけど)楽しかったのでした。