「いやーなかなかおもろいな~」

「作品が透明の柱みたいになっとるのの中に展示されててな」

「そや、360度ぐるっとみれるのがあったな」

「あれはええね」

「立体のものって裏からも見てみたいもんな」

「ラリックさんはガラス工芸品だけでなくて、建物のデザインなんかもしよったんやね」

「なかなか見ごたえがあっておもしろかったな」


「この前、ポーラ美術館で見たガレはんよりもすこしあとに生まれはったんやね」

「うちの好きなミュシャはんとラリックさんは仲良しさんやったんで、ラリック美術館には何点かミュシャさんの絵が飾ってあったんよ、みれてうれしかったなー」



「美術館の中に休憩室があるで」

「眺めがええ感じや」




「オリエント急行も楽しかったし美術館もおもろかったけど、この庭もなかなかええねえ」

「そうやね~広々した芝生はええね」








「入り口のとこには古い自動車も展示してあるんよ」

「おもろいね、100年も前の作品やねんけど、こうして、時間を越えてみることができて、なーんとなくその当時のちょっとデカダンな香りを感じることができるんやね」

「美術品の力やね」

「うちらもがんばって、JR西日本の香りを感じてもらえるようにせんとあかんね」

「単孔目の力やね」

「せや、がんばろうな」


・・・なんかよくわからない世界に入ってしまうイコズですが、まあほっときましょう