「ディズニーシーはゲート入って、ホテルミラコスタの下くぐって、すぐに海があるんや」
「その大きな海のとこでヴェネティアンゴンドラやトランジットスチーマーラインの船が運航してるんやで」
「レジェンドオブミシカはその海でやる大掛かりなショーなんや」
「ちなみにな、ゴンドラや船はミシカとかのショーをやる時には一時運行を休止するんや」
「そやからゴンドラや船に乗りたかったら、ショーの時間、気にしておいたほうがええんやて」
「ミシカはあちこちから見れるから、そんなに気合入れて場所とりせんでもええんやけど」
「知り合いのディズニーに詳しい人に教わったんやけどな『リドアイル』いう、入って少し左側のとこがミシカはおすすめやねんて」
「そやから、1時間くらいからリドアイルに座って待つことにしたんや」
「わくわくするな」
「ところでミシカってなんや」
「知らん」
「始まったみたいやで」
「そうかー、昔は伝説の動物と人間は仲良しやったんやね」
「ミシカはその伝説の動物たちの住むところのことなんやね」
「そやけど、人間が争うようになって、動物たちはかくれてしまったんやて」
「でもリズムを取り戻したら、またミシカへの門が開かれるかも知らんのか」
「ディズニーのみんなが呼びかけに来るんやね」
「うちらもがんばらんとあかんね」
「動物の形の船にプルートはんとかドナルドはんとかが乗ってくるんや」
「卵の中から生まれるんや、みんな単孔目やったんかいな」
「思わず、親しみがわいてまうな」
「ミニーちゃん『みんな抱きしめてあげたいわ』やて~」
「うちも抱きしめられたいねん」
「船がリドアイルについたで」
「かっこええなあ」
「迫力のあるダンスやね!」
「衣装がええねえ」
「タツノオトシゴはんとか、馬さんのしっぽがめっちゃかわええねん」
「すぐそばやもんね」
「すごい迫力やね」
「このリドアイルにはミニーちゃんがきよるねん」
「うれしいな~、うちミニーちゃん大好きや」
「調子がはずれたらミシカの扉、開かへんかもな」
「さよか」
「『ミシカの扉が開かれました』やて~」
「大丈夫だったみたいや」
「よかったな~」
「ドラゴンさんや~」
「火、吹きよったで」
「すごい迫力やね」
「他にもユニコーンさんやヒュドラさんやらおるで~」
「伝説のカモノハシはおらんのかな~」
「みんな口元が機嫌のええ顔しとってうれしいな」
「あ~、おもろかったな~ミシカ」
「花火や噴水や凧がめっちゃ迫力やねん」
「楽しかったな~」
「ええところで見れてよかったな」
「なんかな、風の強い日だと、凧や花火ない時あるんやて」
「したら、うちら運がよかったのかもしらんな」
「そやね、最近風の強い日多いからな。」
「もちろん、毎回必ずミシカの扉が開かれるとも限らんのやろ」
「それはそうやろね」
「うちら運がええんや」
「いや、日ごろの行いがええからとちゃう?」
「そうかもしらんな」
・・・そんなに日ごろの行いがいいのなら朝のうちに雨あがってたんじゃないか?
ということで、イコズの東京ディズニーシーの旅はもう少し続きます。





