「うちら、都庁へいったんや」
「動く歩道も乗ったで」
「駅からあっという間に都庁や」
「・・ってほどでもなかったな。歩いたほうが早そうや」
「言うてみただけや」
「エレベーターでは耳抜きせんといかんようやったね」
「高っ!」
「ここで24階や、本庁舎は48階までありよるから、この倍やね」
「すごいな~」
「それにしてもずっとビルが建っとんね」
「むこうのほうには山が見えるで」
「下のみどりは公園なんやね」
「もっと時間があるときにまた来て、その時は展望台のぼったろ」
「そやね、今日は別のところで見たいとこがあるんや」
「これやこれや、『ガラスの仮面』の北島マヤちゃんが紅天女の世界観をここでつかむんやで」
「恐ろしい子っ!」
「白目・・・なんてな」
「亜弓さん、目、どうなったかな、治るとええな」
「雲が秋の雲になってきたね」
「この噴水も『ガラスの仮面』に載っとたんや」
「三角と丸と四角な」
「うちらの目は線やで」
「身体は丸か?」
「こっちにはテントウムシさんや」
「でかっ」
「こっちの赤いのがテントウムシさんで」
「こっちのシルバーのがステントウムシさん」
「無理あるんとちゃう?」
「あそこにテントがあるで」
「なにやっとんのやろな」
「物産展や」
「見たろ見たろ」
イコちゃんの都庁めぐりはまだ続きます。
「動く歩道も乗ったで」
「駅からあっという間に都庁や」
「・・ってほどでもなかったな。歩いたほうが早そうや」
「言うてみただけや」
「エレベーターでは耳抜きせんといかんようやったね」
「高っ!」
「ここで24階や、本庁舎は48階までありよるから、この倍やね」
「すごいな~」
「それにしてもずっとビルが建っとんね」
「むこうのほうには山が見えるで」
「下のみどりは公園なんやね」
「もっと時間があるときにまた来て、その時は展望台のぼったろ」
「そやね、今日は別のところで見たいとこがあるんや」
「これやこれや、『ガラスの仮面』の北島マヤちゃんが紅天女の世界観をここでつかむんやで」
「恐ろしい子っ!」
「白目・・・なんてな」
「亜弓さん、目、どうなったかな、治るとええな」
「雲が秋の雲になってきたね」
「この噴水も『ガラスの仮面』に載っとたんや」
「三角と丸と四角な」
「うちらの目は線やで」
「身体は丸か?」
「こっちにはテントウムシさんや」
「でかっ」
「こっちの赤いのがテントウムシさんで」
「こっちのシルバーのがステントウムシさん」
「無理あるんとちゃう?」
「あそこにテントがあるで」
「なにやっとんのやろな」
「物産展や」
「見たろ見たろ」
イコちゃんの都庁めぐりはまだ続きます。