イコちゃんズ モノレールに乗る！

「この前な、モノレール乗ったんや」
「そうそう、新撰組ゆかりの地へ行ったんや」




「日野市には新撰組の土方はんや、井上はんの子孫さんがおってな、神社で戦ってるんや」
「かっこええな」

「いろいろ『ゆかりの場所』も行ってきたで」
「ゆかりいうてもふりかけとちゃうで」




「これが新撰組ゆかりのツリーハウスやね」
「ちゃうと思う」




「ここはお昼ごはんを食べた『シェいなば』や。きっと新撰組の人たちも来よったんやね」
「ちゃうと思う」




「サラダや、トマトにきゅうりにアロエにもやし、にんじんにナス、いろんな新鮮な野菜がはいっとったね」
「きっと新撰組にちなんどんやね」
「ちゃうと思う」




「メインのラムステーキや」
「こっちにもアスパラとかジャガイモとかいろんな野菜がついててうまかった～～～」
「雑穀とサトイモのコロッケがうまかったな～」
「パンがまたうまいんや」





「デザートの甘酒のアイスクリームもうまかったな～」
「添えてある小豆が甘くなく煮てあって、それがたまらなくうまかったんや」

「前菜の盛り合わせも意外にボリューミーな感じで食べてみたかったな」
「機会があったらまたイコカ～」




「そのあとイヌさんにおうたんや」
「ネクタイしてはるけどお父さんやないで」
「りりしい顔してはるから、きっと新撰組の末裔のイヌさんやね」




「ちょっと失礼して一緒に寝かせてもろたんや」
「やさしいええ方やったね」
「やっぱり新撰組の末裔の方なんやと思うな」

・・・けっこう迷惑そうです。すみません＆ありがとうございました。






「さて帰ろか～」
「いよいよモノレールやね」
「ドキドキするな」
「ICOCAカードを出してっと」

ピンポン！！

「あれ、通られへん」




「がががががが～～～ん！」
「あかん、多摩モノレール、ICOCAカード使えんのや」




「ショックや～」
「かなしな～」
「そやけど夜景はきれいやね」
「新撰組の人たちもこの夜景見たんやろな」
「見てへんと思う」



「線路がないのってなんか不思議な感じがしよるね」

「しかし、ICOCAカードが使えなかったのはショックやったね」
「モノレールはみんなICOCAカード使えへんのかな？」
「どないやろね」
「そや、次は舞浜のモノレールで試してみよか」
「そやね、ついでに世界的に有名なねずみの方に会いにイコカ～」

・・・ハロウィンの時期は混んでるからな～