「いやいやライオンバス、ど迫力やったね」
「さよならする前に乗れてほんまによかったで」




「さっき乗ったバスが見えるで」
「ここのライオンさんたちは動物園生まれのライオンさんが多いんやろ?」
「せや、ライオンさんは繁殖力が強いらしいで」
「うちらもがんばって繁殖せんとあかんな」
「オーストラリアの動物園以外にカモノハシがおらんのは運ぶ時に具合わるなってしまうからなんやて」
「さよか!」
「うちらは平気やけど、ワイルドイコはんは乗り物酔いしやすいのかもしらんね」
「したら、いつかカモノハシにやさしい乗り物ができたら日本の動物園でワイルドイコはんに会えるようになるかもしらんね」 
「そうなったらええね」
「あ、それで、うちらJR西日本エリア以外では今一つメジャーになれんのかもしらん」
「乗り物に乗るときは遠くの景色見るとええんやで」
「それと楽しく乗るのも大事や」



「アプリによるとこのあたりで、クイズが来るみたいやで」
「さよか、キリンさんのとこやね」




「あ、コアラさんのバスあるで」
「ご自由にお休みください、のバスやね」




「お邪魔します~」
「カモノハシバスはあらへんのやろか」




「お~、キリンさんおるで~」
「クイズこないね」

「もっとキリンさんの近くいったほうがええんとちゃう?」
「せやね、」




「キリンさんとオリックスさんとシマウマはんとダチョウさんが一緒におるね」
「広々しとってええねえ」

♪~~~

「お!クイズきたで!」
「ふんふん、キリンさんの問題や」
「3択になっとるんやね」
「間違ったらどないしよ」
「間違ったらもらえへんのやろか・・・」
「『キリンの舌はとても長いけど、さてどれくらいあるでしょうか?』」
「うう~~、100mくらいやろか」
「まさかそない長くはないやろ」
「10センチくらいやろか」
「そら短すぎや」

「あたったで~」
「よかったなあ」
「このクイズ、なきまね怪盗コキャットはんが読んでくれるんやね」
「おもろいねえ」
「次はゾウさんとこへあいさつしにイコカ~」




「ここはキリンさんたちが夜になるとはいるとこや」
「干し草が敷いてあって気持ちよさそうやね」
「ごはんもあるで」

ということで最初のクイズはクリアしたイコズです
広い園内のあちこちにある5か所のクイズ地点を全部回れるんでしょうか
「ちょっと前の話で恐縮なんやけどね」
「カメノハシさんがブログの更新さぼっとるからやで」
「うちらいいもん見つけたんや!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~

「スイコはん、これ見てみ」

コキャット



「ふんふん『なきまね怪盗現る!? コキャットからの挑戦状 IN TOKYO ZOO』やて~」
「せや、動物園行ってな、スマホにアプリ入れて歩いとると、クイズが出るんやて!」
「そらおもしろそうやねえ」
「クイズに正解すると手ぬぐいとパスケースが当たるんやて」
「おおっ!パスケース、ハシビロコウさんのやないか」
「な?ほしいやろ」
「そらほしいわ」
「カメノハシさ~ん、次の休みに動物園連れてって」

いいよ、どこにする?
今度の休みは月曜日だからズーラシアでもいいよ

「なきまね怪盗は東京都の動物園にしか出えへんからな」
「東京都の動物園は全部行ったけどな」

そしたら多摩動物園にしようか、
ライオンバスのリベンジしたいでしょ?

「せや!あの時、うちら、モノレールでイコカカード使えへんかったからライオンバス乗れへんかったんや」

・・・違うと思う・・・

「今度こそライオンバス乗らんとあかんね」
「せやせや、早起きしてイコカ~」








「今日は割引券がないさかい、お得なセット券を買うたんやて」
「入園券とモノレール一日乗り放題なんやね」
「多摩センターから多摩動物園まで片道260円で520円、入園料が600円やから、120円もお得やで」
「一日乗り放題だから往復だけでなくてどこか別んとこ行ってもええんやね!」
「セット券は他にもサンリオピューロランドや昭和記念公園のもあるんやて」
「あとなー気になるのが『埼玉西武ライオンズ応援セット券』やね」
「そのチケット持っとると西武ライオンズを応援できるんやね」
「すごいねー」

「多摩動物園ついたで~」
「平日やのに、けっこう大きい子どもさんおるね」

土曜日とかに何か学校の催し物があったんじゃないかな
振替休日なんじゃないかな
それに遠足の子たちもいるよね

「なるほどなー」
「多摩動物園は広いから、そんなに混んどるように思えへんね」

「イコはん!」
「なんやスイコはん」
「たっ!大変や~~~」




「『さよならライオンバス、また会う日まで』やて~~~!!」
「これは大変や!はよ行かんとさよならされてしまうで~~~」

「カメノハシさん、はよ、いくで~~~」
「ぐずぐずしてたらあかん!」

イコズ、今日は迷子札もらわなくていいの?

「いらん!」
「うちらしっかり者やさかい、迷子札なくても大丈夫や」
「ぐずぐずしとるとカメノハシさんおいてくで!」

でも、クイズやるんでしょ?

「やるで!そやけど、ライオンバスが先や!」
「せや、さよならされたら大変やで」

・・・3月いっぱいはやってるから、そんなに急がなくても




「遅いで~~~、カメノハシさん」

「ライオンバスはイコカカード使えるんやろか」

ぜいぜい、使えないと思うよ、自販機で買うんだよ

「ちなみに大人360円、子どもと65歳以上は100円や」
「よかったな~、まださよならしてないみたいやで」




「ふんふん、ライオンバスはおもろいね」
「せやけど、これ絵やで」




「写真もあるで」
「ライオンさんたちのお名前がわかるようになっとるんやね」
「おもろいなあ」
「せやけど、どうしてバスって名前なんやろ」

「おー、この先に檻があるで」
「なるほど、この檻がバスやねんね」




「あ~おもろかった」
「思ってたよりも大したことなかったな」




「ん?バスのドア閉まったで」
「うちら、もう出れへんのとちゃう?」




「バス動き始めたで」
「池がありよるね」




「あそこに歩いてるの誰や?」
「おおおおっ!ライオンさんや」



「ライオンさんすぐそばにおるで~」
「だ、大丈夫やろか、単孔目が大好きなライオンさんやったら食べられてしまうんとちゃう?」
「バスの中には入ってこれへんやろ」




「まだ子どものライオンさんおるね」
「今日は代休なんやろか」




「バスにはライオンさんの好きなごはんがぶらさがってるんやね」
「わーめっちゃ近くや」

「イコはんちょっと場所変わってな」
「ええけど・・・」



「って、スイコはん!おしたらあかんて!!」
「このたてがみのあるライオンさんはレボさん、いいよるんやて」
「さよか」

「ライオンバスめっちゃおもろいな、イコはん、けっこうどきどきやろ」
「そないなことあらへんもん」




「どん!」
「あ、あかんて!!スイコはん、押したらあかんて!!」


「ライオンバスの運転手さんはライオンさんのお名前や、誰と誰が仲良しかとか教えてくれるんやで」
「さよならする前に乗れてほんまによかったなあ」
「さて、ライオンバスに乗れたし、次はクイズに挑戦や!」

ということでイコズの多摩動物園の旅はこれからです
よろしくおつきあいください


「オリジナルカップヌードルを作るには予約が必要やねん」
「当日でも大丈夫やけど混みそうな日は事前予約していくとええかも知らんね」
「3種類のスープと12種類の具材から好きなのを選んで入れるんやで」
「エビとか肉とか卵とかガーリックチップとかインゲンとかコーンとかネギとか、なにしろ12種類や」
「期間限定の具材が選べるときもあるんやて」
「賞味期限は普通のカップヌードルよりも短いから気いつけてな」

「一食300円なんやけどね、こないなおもろい袋に入れてもらえるんや」






「うちらが選んだ具材は・・・」





「もちろんタマゴと」
「チキンラーメンのひよこちゃんの絵のついたかまぎぼこ」
「それから、彩りを考えてネギにしてみたで」
「ほんまはガーリックチップがおいしいんやけどね」

「それとな、カップには絵も描けるんやで」





「こっち側は普通のカップヌードルな」




「で、うちらの描いた絵はこれや!!」
「言わんとわからへんかも知らんけど」
「これ、うちの好きな絵のパロディのつもりやったんやけど」
「そないに見えへん」
「なんかイコはんいうよりもくちばしのついたゴジラみたいになってもたな」
「使える画材がサインペンだけやったからや」
「いやいや、言い訳したらあかん」
「うちら、あんまり絵心あらへんねん」




「お湯を注いで3分待つんやで」




「イコはんおしり熱ないか」
「ちょっと熱いで」






「やった~、できたで~~」
「世界で一つのオリジナルカップヌードルや」

「写真がみんなあかんようになってしまって、残念やったね」
「また連れてってもらおうで」
「次は、チキンラーメンファクトリーでチキンラーメン作ろうな」



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人気の施設で、平日は遠足や社会科見学などに利用されるので、時期や時間を確認してお出かけになるのをおすすめします