​2023年4月17日



はぁぁぁぁ、、、

終わりましたぁぁぁ、、、

終わっちゃいました、、、






『花は綺麗に咲きました。』

山口、福岡、そして東京。

劇場に足を運んでくださったすべてのお客様に

心から感謝を🤍

本当にありがとうございました✨

たくさんの感想をいただき嬉しい限りです😭








辛い時でも笑う。


その言葉を軸に、みんなと生きている。

強くて、優しくて、皆を想う気持ちが原動力となっている。

久美ちゃんはそんな女の子でした。

血の繋がりのある家族は、お兄ちゃんしかいなかったけど

両親との思い出も、約束も、全部しっかり胸の中に持っていて。

ずっと一緒の和子、妹みたいな存在の千代と光子

みんなで笑って生きていく。

みんなで笑っていれば、きっと大丈夫。

そんなことを強く信じて誰よりも笑顔で生きている。

はぁ、強いなぁ。

現代だと中々信じきって生きることは難しい。

というか、私自身がそんなに強くないから

演じながら、久美の強さに支えてもらってたところが

多々ありました😌




あ、この先みんなへのラブレターへと続くので

とても長いです。笑笑








ずっと大好きなお兄ちゃん。雨宮治。

傍でみんなを笑顔にしてきたお兄ちゃんを見て

尊敬もしてるし、唯一甘えられる存在ということもあって

めちゃくちゃお兄ちゃんっ子。笑

話しながら役を作っていったのは勿論あるけど

立ち稽古の時には既に、お兄ちゃんに見えていたので

正直兄妹感というものを作る為に何かしたかと言われたら

何もしなかった。笑

普段からお兄ちゃんと呼ぼうかーとか

最初はそんな話をしてたんだけど、結局1回もせず。笑笑

久美という女の子に入りやすかったのは

きっとお兄ちゃんが和也さんだったからだなって。

役作りの仕方とか、魅せ方とか、

私にはできないことを沢山できる相手だったから

信じきって、任せて、甘えられたんだなぁって。

稽古中かなり色々ツッコミ入れたりしながらも

そんなふうにずっと思ってました。

ほんとに、ありがとうございました🙌






幼なじみ、和子。

1番色々話し合ったなぁ。細かいことまで、本当に沢山。

『和子』というと、私の中では数年前にやった作品

「青空の果て~日本を背負った若者たち~」で一緒だった

吉田七海のイメージが強く残ってて、、

(何年前だよ、笑)

まぁ作品も違うし、私の役も違うし

和子のイメージは直ぐに払拭出来て。

それにしても凄いなぁと思ったのは、羽衣とは初共演なのに

話し合いの進み具合はテンポ良すぎるし

その話し合いの濃度の濃さは過去イチだし

本当に初共演???と、お互いに確認し合うくらいには

芝居がやりやすかったこと👏

届く感情も沢山あるし

感じていることも考えていることも、全部響いてくるし

こんなに素直に感情を渡せるってすごいなと

1人の役者としては、悔しい思いを沢山しました。

でも座組的には、居なくちゃいけない人だったなぁと

終始思ってました。

あの雰囲気が作れたのは、作品を濃く出来たのは

羽衣が沢山みんなと話して、相談して、考えて

それを素直に皆に渡してくれたからだと思っています。

本当に、ありがとね。

久美が和子に感じていた尊敬と愛情そのままに

羽衣に感じています😌







妹みたいみたいな存在、千代ちゃん。

戦争ものの作品に出演したことがある分

ゆきの表現出来るものは、女の子たちの中の誰よりも繊細で。

共演回数が増えてきたからか、どんな風に感じているかとか

どんな風にやりたいのかとか

前より分かるようになってきた気がして

だから、ゆきの演じる千代の感じてることは

すごく伝わってきやすかったし

こうやってるのか、、、と、相変わらず学びも沢山あった。

稽古の休憩中とかに皆を和ませてくれて

座組の雰囲気をずっと良くしてくれていて

感受性豊かで、ずっと笑ってて、みんなを笑顔にして

多分久美ってこういう子だよなぁって、

久美を作る上での参考にさせてもらってました👀笑

ずっと尊敬してるし、ずっと大好きな役者さん。

本当に、ありがとう。

これからもよろしくねっ!!!







千代と仲良し、妹みたいな存在の光子。

千代よりしっかりしてるけど、本当は怖がりだよねとか

和子と似ていて、人前では自分の弱みを見せなくて

光子の屈託の無い笑顔がみんなを元気にしていたから

久美も笑顔でいよう!って心から思えた。

久美にとっての光子はそんな子でした😌

同じ劇団員のはずなのに

共演したのが1年以上前だった愛海。

(最後に共演したの、愛海がうちにきて初めて出た舞台の

「名も無き海賊たち」だった笑笑)

作中の光子もずっと笑ってるけど

愛海自身も稽古中ずっと笑顔で

間違いなく誰よりもみんなを明るくしてくれていた。

有難いなぁって。

戦争の話って、どうしても気持ちが落ちやすいし

重い空気になりやすいけど

稽古期間、本番始まってからもだけど

みんなのことを笑顔で包んで、普段のみんなを

明るい気持ちに上げてくれていたのは愛海だったなぁ。

私にはできないことを、サラッとできてしまう愛海。

尊敬してる。

ありがとね、心から感謝してる。








主演だし、誰よりも気持ちが見える役だったから

気合い入りまくりで

空回りしないかずっと心配されていたんだけど

寸前くらいで抑えてもらったり

壊れる前に止めてもらったり

今までで1番、色んなことを感じながら

色んなことを学べた舞台でした。



お客様にどう届けられるか。

見てる人達が何かを感じてくれるか。

色々考えてましたが、

もう1作品の『明治少女探偵譚~狂戀篇~』の子達、

お客様方の涙ぐんでいる姿、温かい拍手の音を聞いて

何だか色んなものが報われたような

そんな気持ちがしました。

終わっちゃって寂しい気持ちもあるけど

今回は珍しく、無事終われてほっとしている気持ちが

強くありました。

作品が作品だからかもしれないけど。




東京公演の客入り時間が30分あった為

毎公演その時間で久美ちゃんの生涯を思い描いていたんだけど

みんなとの話し合いが濃かったからか

色んなものが容易に想像出来た。

お母さんとのこと、お父さんとのこと

お兄ちゃんとのこと、和子千代光子とのこと。

そして、懸命に生きて生きて

戦争の辛さを現代の若い人達に分かってもらいたい、と

伝えて回っている大人になった久美自身のこと。

千秋楽は客入りの時点でボロボロに泣いてしまった。笑



感情のコントロールがまだ不得手なの。

今後の課題✍️







でも、とりあえずは

本当に、無事終えられてよかった。

久美として最後まで生きることが出来て

本当に良かった。

ほっとしてる、本当に。驚くほどに。笑








明治狂戀。通しも本番も

結局ちゃんと見れなかったことがちょっと心残り、、

沢山話し合いながら、模索しながら

色んなことに挑戦してみて、どんどん良くなっていく様子を稽古中に見てたから

本番どんな風に見えたのか、見たかったなぁ。

感想ツイートが沢山上がってた感じを見て、

明治狂戀も、色んな人の心に残る作品になったんだなと

劇団員としては、今回出演してくれた皆に

感謝の気持ちしか無いです。

チームワークの善し悪しって、お客様に雰囲気で全部伝わっちゃうんだけど

明治狂戀は、間違いなく良い雰囲気でお客様に届いたと

容易に想像できます😌

色んな気持ちを抱えながら、悩みながら

やっていく姿を見て

私ももっと頑張らないといけないと

役者魂に火をつけてくれました🔥



今回、花咲も明治も

お互いに刺激し合える作品、メンバーで

1役者としても、1劇団員としても

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

全員が全員、ちゃんと色んなことを感じながら

成長できる舞台だったなぁと

自信を持って言えます。




次私はいつ公演に出るか分からないけど

今回学んだこと、感じた思いを糧に

今までで1番いい状態で皆様の前に立てるように

これからも様々なことを精進致します🔥




過去一長いのでは、、?笑

いやぁ、それだけ感じたことが沢山すぎて

素晴らしい経験のできた期間だったんです。



ここまで読んだ方がいるのかは分かりませんが

読んでくださった方、最後まで読んでくださりありがとうございました🤍

そして、お疲れ様でした!笑

終わります!笑笑



また表に立つその日まで👋




『花は綺麗に咲きました。』

久美役  ねこみゆき