多くの人が嫌われたくない、好かれたい。

迷惑かけてはいけないと常に無意識で思っています。

 

それが行き過ぎて、本当は嫌だけど自分だけが我慢すればいい。

やがてそれが習慣になり自分の好き、嫌いの感情さえわからなくなっています。

 

 

3回カウンセリングのセッションを利用いただいたAさんもそうでした。

 

自分でわかっていてもついやってしまう好きじゃない癖がありました。

 

人に嫌われないように、顔色を伺ったり自分の本音を曲げて話たりする自分自身が好きではありませんでした。

 

でも、確かにみかさんのおっしゃったように262の法則で、どんな自分であっても私を好きな人、好きになれない人、どうでも良い人がいるという話を聞いてだったら自分の思いを正直に出しても良いのではないかと思いました。

 

好かれよう、嫌われないようにしよう、よく思われたい、よく見せようは相手をコントロールする事になります。

 

コントールは無意識で相手に不快を与えます。

 

2 割の人はあなたが何をしようがあなたを好きでいてくれる人。

6割の人はあなたを好きでもなければ嫌いでもない人。

2割の人はあなたが良い行いをしようが何をしようがあなたを嫌いな人。

 

あなたを嫌いな人が必ず一定の割合でいると知っても、嫌われない努力をしますか?

それとも自分の本音で発言、行動しますか?

 

Aさん早速実践して清々しい気分を体感されました。

 

実際、宿題として「嫌われてみる」を実践したら

最初は怖かったですが自分の気持ちも晴れ晴れとしたし恐れていたような事も怒らず

却って対等に友人関係を結べるような気がしました。

 

 

宇宙の法則では出したものが返ってきます。

ご自分の気持ちを大切にして、本音でお友達と接したAさん。

 

ご自分を大切に扱うと他者からも、大切に扱ってもらえる出来事がこれから沢山増えます。

 

自分を大切にするとは、美味しいものや、高価な物を買ってあげることばかりではないです。

 

自分の気持ちを気づいてあげる、望みを叶えてあげることです。

 

 

自分が自分の彼氏になったみたいに、まず自分の感情を尊重してあげることなのです。

 

こちらのゆるすけさんは、誰からもいい人と思われたけれども、本音を語り合える友人、相談をしてくれるような友達はいなかったそうです。

→ 松下幸之助の2:6:2の法則|親友がいないのは個性がないから?

 

松下幸之助さんはおっしゃったそうです。

「殆どの人は、あなたが嫌いな2割の人を意識しすぎている。
それによって、自分らしさが出せていない人が、あまりにも多すぎる」