独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは18日、欧州連合(EU)と中国の貿易摩擦に関連し、中国はなぜ「豚肉」を選んで報復しようとしているのかとする記事を掲載した。

記事がロイター通信などの報道として伝えたところによると、中国商務省は、EUから輸入する豚肉とその副産物に対する反ダンピング調査を17日に開始すると発表した。主にスペイン、オランダ、デンマークを対象にしたもので、EUが数日前に中国製電気自動車(EV)への関税引き上げを決めたことに対する報復とみられている。

欧州委員会は12日、中国から輸入するEVに最大38.1%の追加関税を7月から課す暫定措置を発表した。