太陽光発電所から銅線ケーブルを盗んだとして、埼玉県警は8日、いずれもカンボジア国籍で群馬県大泉町、無職の男(29)(入管難民法違反などで起訴)と、同町、無職の男(23)の両被告(同)を窃盗容疑で再逮捕したと発表した。

 発表によると、2人は仲間と共謀し、3月21~22日、三重県多気町の太陽光発電所で銅線ケーブル約1600メートル(約750万円相当)を盗んだ疑い。認否は明らかにしていない。

 交通違反の取り締まり中だった警察官が同22日、埼玉県北本市内で速度超過をしていた車に停止を求め、乗っていた2人を道交法違反などの容疑で現行犯逮捕。車内に大量の銅線が積まれていたことから、今回の事件が発覚した。