岸田首相 バイデン大統領との“浮かれ写真”に加え、批判が殺到した“痛恨の言い間違え”

岸田首相 バイデン大統領との“浮かれ写真”に加え、批判が殺到した“痛恨の言い間違え”© SmartFLASH

国賓待遇で訪米中の岸田首相(写真・UPI/アフロ)

《バイデン大統領夫妻との夕食会に向かう車中での様子です。》

4月10日、岸田首相が写真とともに、冒頭のように自身のXを更新。アメリカ大統領専用車「ビースト」の車内で、日本国内では見せたことがないような満面の笑みを浮かべる岸田首相。隣でレンズに笑顔を向けているのはバイデン大統領だ。

国賓待遇でアメリカを訪問中、バイデン大統領夫妻と夕食をともにするためワシントン市内のレストランへ移動する際、「首脳とはいえ、他国の人を乗せるのは極めて異例」(外交事情通)というなか「フミオ」はバイデン大統領とビースト同乗を許されたのである。

「アメリカ政府は、日本国内で岸田首相が窮地に立っていることはもちろん知っています。そのためバイデン大統領との『蜜月関係』をアピールすることで救いの手を差し伸べたのです。そして今回の首脳会談では、中国の脅威を抑え込むため日本に防衛費の増額や反撃能力の保有を日本に求めました。浮かれっぱなしの岸田首相としては、断る選択肢はありません」(同前)

日米首脳会見でも、アメリカ政府高官は岸田首相の発言中にスマホを覗いていたなど、両国の温度差はありありなのである。

「中日スポーツ」は、冒頭の写真を取り上げているが、この記事には《はしゃいじゃってさ、情けない。ここまで国民の感情を逆撫でする総理ってのもある意味すごい》と散々なコメントが寄せられている。

しかし「好事魔多し」なのか、岸田首相は日本時間11日、ホワイトハウスでバイデン大統領と会談したあとの記者会見で「同盟国である米国」と発言すべきところを「同盟国たる中国」と誤って発言してしまったのだ。

「驚きました。もっとも間違ってはいけない場面で、もっとも間違ってはいけない国の名前を出してしまいました。記者から『中国に大国としての責任を果たすよう米国と働きかけるのか』など対中国外交を問われるなかで、岸田首相が言い間違えてしまったのです。

すぐに誤りに気付き『失礼、同盟国である米国と強固な信頼関係のもと、中国に大国としての責任を果たすよう働きかける』と訂正、右手を上げて苦笑していました」(政治担当記者)

自民党関係者が、この発言を「大失敗」と語るなか、SNSでもこんな声が寄せられている。

《やっちまったな…》

《間違えましたではすまない》

《英語ならまだしも日本語やからな》

ネットでは、今回のアメリカ訪問を「退陣前の卒業旅行」と揶揄する声もある……。