全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。



2月6日は、親プーチン派の人たちにとって、


「プーチン、偉大な勝利の日」


であります。

なぜ?

元FOXニュースの看板キャスター、タッカー・カールソン
がプーチンにインタビューをした。

それで、プーチンの主張が、全世界に拡散された。

ということだそうです。

このインタビューを見ながら私は、


「タッカー・カールソンは、知識量が十分ではないのだな」


と思いました。

プーチンは、


「自分に都合のいい事実だけ語り、

自分に都合の悪い事実は語らない」


という作戦で、インタビューを「情報戦の強力な武器」に
しました。

見事です。

しかし、RPEの皆さんは、


「タッカー・カールソンでプーチンが語ったことの

『ホントの部分』 と

『ウソの部分』」


を見分ける力を身につけてください。

実を言うと、このインタビューの「ホント」と「ウソ」に
ついて、

【裏メルマガ】で語っていました。

是非こちらの記事をご一読ください。

https://rpejournal.com/urarpe174.html

ついでに、【裏メルマガ】に登録されてみてはいかがでし
ょうか?

https://rpejournal.biz/p/r/LcJ9oxS8


なにはともあれ、タッカー・カールソンは、プーチンの言
葉をとても素直に聞いていました。

私は、「プーチンにとって都合の悪い質問をするほどの知
識はないのかな」

と思ったのです。

しかし、ここにきて、タッカー・カールソンが【 本音 】
を語り始めました。

(出所URLは、一番最後につけます。)

『Lex Fridman』チャンネル 2月28日付にタッカー・カ
ールソンが出演していました。


注目してほしいのは、1時間29分あたりです。

レックスさんが、


「プーチンが、戦争継続の正当性は、【非ナチス化】だと
言ったことについてどう思う?」


と質問しました。

これに対してタッカー・カールソンは、



「これは、私が今まで聞いた中で


【 最もバカげたこと 】


の一つだと思ったよ!」


と正直に応じました。

少々、補足しておきましょう。

プーチンは、ウクライナ侵攻の理由として、


・NATO拡大を阻止するため。ウクライナのNATO加盟を
止めるため

・ルガンスク、ドネツクのロシア系住民を救うため

・ウクライナの【 非ナチス化 】「非軍事化」「中立化」

・ロシアが先制攻撃しなければ、ウクライナがロシアを攻
撃しただろう


などなど、いろいろ理由を挙げています。


そして、プーチンは、タッカー・カールソンに、


「ウクライナを非ナチス化しなければならない!」


と主張した。


「非ナチス化しなければならない」


というのは、つまりプーチンは、



「ゼレンスキー政権は、『ネオナチ政権だ』」



と主張しているのです。


タッカー・カールソンは、それを聞きながら、



「これは、私が今まで聞いた中で


【 最もバカげたこと 】


の一つだ!」



と思っていたというのです。


タッカー・カールソンの言葉に戻ります。


「私は、『非ナチス化』の意味がわからなかったよ。」


レックスさんは、いいます。


「それは、文字通りの意味なんじゃないか?」


タッカー・カールソンは説明します。



「これについて、私にはいろいろ考えがあるよ。

私は、その話全部が嫌いだ。

なぜなら、それはリアルじゃないからね。

ただの個人攻撃に過ぎない。

誰かを、もう存在しない邪悪な政権と結び付ける方法だ。

しかし実際のところ、ナチズムは何であれ、ドイツ国家か
ら分離できないだろう。

それは、ドイツの民族主義運動だった。

他にナチスはなかったよね?

ナチズムの本もないし。

私がナチスになりたいとするよ。

「ナチスになる」って、どういう意味なんだ?

アイディアはない。

私が言いたいのは、『我が闘争』がないということだ。

『資本論』じゃないよね?

『我が闘争』は、私の理解では、ヴェルサイユ条約につい
てだろ。

いずれにしても、私はとても『反ナチス』だ。

私は単に、2024年にはナチス運動は存在しないと言って
いるだけだ。

それは人々を邪悪だと呼ぶ方法だ。

OK!

プーチンはウクライナ人の民族主義者が好きではない。

プーチンは全般的にナショナリズムを嫌っているが、それ
は興味深い。」
ーー


疲れてきたのでこのくらいにしましょう。


出所は↓
https://www.youtube.com/watch?v=f_lRdkH_QoY
です。
1時間29分ごろからみてください。


ここで重要なこと。

タッカー・カールソンは、プーチンの話を聞きながら、



「これは、私が今まで聞いた中で


【 最もバカげたこと 】


の一つだ!」



と思っていた。

しかし、彼のプーチンインタビューを聞いた一部の人たち
は、


「プーチン、やっぱすげえ!!!!」


と、すっかりプーチンの作戦に踊らされてしまったのです。

繰り返しますが、タッカー・カールソン自身は、プーチン
の話を聞きながら、



「これは、私が今まで聞いた中で


【 最もバカげたこと 】


の一つだ!」



と、心の中であきれ、嘲笑していたのです。



▼超重要な補足



プーチンは、ゼレンスキーを「ネオナチ」と呼びます。

しかし、

「ナチス」といえば、プーチン政権こそ「ナチス」に近い。


たとえばプーチンは、


「ウクライナ人なんて民族は存在しない。

ウクライナ人はロシア人だ」


と主張し、ウクライナ人の意志を無視して、ウクライナ人
を地上から消し去ろうとしています。

これは、まさに「ユダヤ人絶滅政策」を遂行していたヒト
ラーと同じといえるでしょう。

だから国際社会では、「プーチン」と「ヒトラー」をあわ
せて、「プトラ─」という言葉が生まれてきたのです。


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