全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。


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昨日2月11日は、「建国記念の日」でした。

おめでとうございます。

なぜ2月11日が「建国記念の日」からいうと、この日に神
武天皇が即位されたからです。

神武天皇即位は、紀元前660年なので、2684年前になりま
す。

日向国(今の宮崎県)の高千穂から東征をはじめ、大和を
平定しました。

神武天皇、即位前の名は、

神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)

と言いました。

こんな歌を詠まれています。


「みつみつし
久米の子等が
垣下に
植えし椒
口ひびく
吾は忘れじ
撃ちてし止まむ」


意味は、

「勇猛な久米のつわものどもが
陣営の垣根の下に植えた
山椒の実は、
噛めばぴりぴりと辛い。
そんな痛烈な恨みを俺は忘れないぞ。
必ずやっつけずにおられるものか。」


神武天皇の兄を殺した仇、長髄彦(ながすねひこ)への復
讐を誓った歌とされています。


かくして日本は建国され、現在まで続いています。

日本は、建国からずっと同じ王朝が続いている、「現存す
る世界最古の国」として知られています。


長い歴史の中で、「いいとき」も「悪いとき」もありまし
た。

仁徳天皇が即位された時は、「不景気な時代」でした。

仁徳天皇が高殿に登って国の様子を眺めると、かまどの煙
の立つのが見えなかった。

天皇は、「これはきっと民が貧しい暮らしをしているから
に違いない」と考えます。

そして、3年間、税金と賦役を免除したのです。


嗚呼、岸田首相は、

・2020年、2021年、新型コロナパンデミック大不況
・2022年、2023年、ウクライナ戦争インフレ

で民が苦しんでいるにもかかわらず、

遠慮なく「長い【 増税 】リスト」を出してきます。

まさに仁徳天皇とは正反対であることがわかるでしょう。


さて3年後、仁徳天皇が高いところに登ってあたりを見渡
すと

いたるところからかまどの煙が立ち上がっているのが見え
ました。

天皇は安堵し、かつ大いに喜び


「高き屋に
のぼりて見れば
煙立つ
民のかまどは
にぎはひにけり」


と詠まれました。

民の暮らしを第一に考え、

自らは倹約に努める

という仁徳天皇のあり方は、現在の皇室にも引き継がれて
います。


私は、ロシアや欧州の国々の超豪華な宮殿を見て、

「すごいな・・・・」と思いました。

しかし同時に、「こりゃあ革命が起こってもしゃあない」
とも思いました。

王が、「自分ファースト」であることが明らかだからです。


私は1990年から2018年までモスクワに住んでいました。

プーチンは現在反日ですが、

ロシア人は親日的な人ばかりで、極めて快適に暮らしてい
ました。


しかし、2018年に日本に戻り、やはり日本が最高だと思い
ます。

たとえばアメリカは今、完全に真っ二つに分断されていま
す。


・中絶賛成?反対?
・銃規制に賛成?反対?
・移民に賛成?反対?
・LGBTQに賛成?反対?


アメリカだけでなく、民主主義国家ではどこでもこういう
分断が見られます。

一方、中ロ北などの独裁国家に分断はありませんが、

自由も全然ありません。

日本だけが、民主主義で自由があり、しかも分断がないの
です。


昨日は「建国記念の日」でした。

この素晴らしい国に生まれたこと、「ありがたいな~」と
言いましょう。

PSPR

ところで、「保守の神様」故渡部昇一先生の本


◆『和歌から見える「日本通史」』

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は実に面白いです。

神武天皇から三島由紀夫

まで、日本を代表する歌とその解説がおさめられています。

・神武天皇
・仁徳天皇
・中大兄皇子(後の天智天皇)
・大海人皇子(後の天武天皇)
・聖武天皇
・菅原道真
・小野小町
・紫式部
・空海
・藤原道長
・静御前
・北条泰時
・後醍醐天皇
・足利尊氏
・上杉謙信
・豊臣秀吉
・徳川家康
・吉田松陰
・高杉晋作
・坂本龍馬
・西郷隆盛
・徳川慶喜
・明治天皇
・乃木希典
・東郷平八郎
・栗林忠道
・昭和天皇

などなどは、

どんな思いで、どんな歌を詠んだのでしょうか?

渡部先生のすばらしい解説と一緒に学んでみてください。