読売新聞 スマートフォンの画面をタップするトランプ氏(2020年6月18日)=ロイター

 

 【ニューヨーク=小林泰明】米国のトランプ前大統領が自身のウェブサイトに「ドナルド・トランプのデスクから」と呼ぶ意見を投稿する場を設け、情報発信を始めた。トランプ氏の投稿をSNSで共有できるようになっており、FOXニュースによると、4日に始めたという。

 トランプ氏は1月、同氏の支持者らが連邦議会議事堂を一時占拠した事件を受け、米ツイッターやフェイスブックからアカウントを凍結されており、新たな情報発信の方法を模索していたとみられる。

 トランプ氏は5日の投稿で、「言論の自由が米国の大統領から奪われたのは、急進左派が真実を恐れているからだ。腐敗したソーシャルメディア企業は、政治的な代償を払わなければならない」などと持論を展開した。