ブログ「中韓を知りすぎた男」より引用

 

「韓国守る必要なし」との一連の発言は米国民に喝采を持って受け入れられ
ています。ドナルド・トランプ氏が、在韓米軍の撤退を筆頭に、韓国を軍事的に
見捨てる発言を繰り返しています。

新聞記事だけを読んでいれば、従来の米国の軸足を変えるような主張ですが、
かつて朝鮮戦争で自分たちの戦争を米国に押し付け「敵前逃亡」をした韓国
軍のイメージが当時を知る人の間で浸透しているとは私も知りませんでした。

韓国という国家が消滅せず今も存在しているのは、朝鮮戦争(1950-53)で
米軍中心の国連軍を率いたマシュー・リッジウェイ将軍の功績です。名将は
自著「THE KOREAN WAR」で、韓国軍のありのままの姿を描写しています。

「韓国軍の態度だけが私の悩みだった。進撃する中国軍は韓国軍部隊を次々
と敗走させ、そのたび韓国軍は補充困難な、高価な多数の(米国供与の)装備
を放棄した」。武器を放り出して敵前逃亡するのは韓国軍の常だったようです。

リッジウェイによれば「李大統領の第一の課題は、彼の軍隊に充分な統率力
を確立することであった」が、李大統領自身が北朝鮮軍の首都ソウル侵攻が
始まるや、李承晩は避難民で大混乱状態の漢江の橋を、避難民もろとも爆破
させ自分自身は米軍基地に逃げ込んだ人物です

そんな最高司令官に倣ったのか、韓国軍の敵前逃亡癖はなおらなかった。
逃げる上司と、逃げる部下、まさに2年前のセウォル号沈没事件を彷彿さ
せます。

李承晩は、朝鮮半島全土が韓国のもの、つまり自分のものになるまで戦争
を続けるよう国連参加各国望んだ。国連軍参加各国の態度ははっきりして
いた。その声をまとめれば「そんなに戦争を続けたいなら、あなたたちだけで
やりなさい」。国連軍は予定通り停戦協定を結び、日本統治も含め極東の
安定に責任を持つ米軍を除いて韓国をさりました。

そのリッジウェイの著書によって、多くの米国民が、「本当の朝鮮戦争」を知
り、そして、上官と部下が揃って逃げる韓国民の卑怯さを米国民は
知っていたのです。