多頭飼育の子猫たち ~命の価値は~ | ねこざんまい

ねこざんまい

東京で「猫も!里親さんも!保護主も!みんなが楽しくなれる」譲渡会を開催しています。
何より楽しく、そしておもしろ可笑しくゆる~いのんびりした譲渡会。
でも、譲渡や活動はきっちり真面目に!

 

 

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みなさま、こんばんは~(*^^*)

まいど!ねこざんまいです!

 

 

 

梅雨入りした関東地方。

雨降りの日ジメジメした日が続いています雨

屋外でのマスクがキツいえーん

この先の季節が怖いです。

 

 

 

 

 

さてさて、いわゆる子猫シーズンの今。

ねこざんまいの保護主も例外なく、子猫ちゃんの保護に奔走していますあせる

 

 

 

 

 

 

ある日LINEがピロリ~ン音譜

 

 

そこには衝撃のメッセージと動画が...

 

 

 

 

 

ろろろ、ろっぴきーーー!?

 

 

あぁ~、6匹ね、6匹。

 

 

この子がママです。とっても若いサビちゃんです。

 

 

この子は元々は、あの多頭飼育のお家にいた子ですが、外で子猫を産んだようです。

そしてごはんをもらいに来ていたお家が松崎パインを保護したお家。

 

松崎パインとは?

君の名は?

松崎パインが教えてくれた事とは?

松崎パインと愉快な仲間たち~多頭飼育その後~

 

 

もうパイン繋がり、すごい(笑)

 

 

そして、恐怖の電話が鳴ります。

 

 

発信元は多頭飼育の家です。

 

『子猫がねぇ、生まれっちゃってるんだわ』

って、明るく言われてもねぇムカムカ

知ってますよ。

臨月の子がいっぱいいましたもんね。

知ってます。知ってます。知ってました。

 

 

 

 

 

あと1匹、今にも生みそうな子もいます。

 

 

『え?生ませるの?』と思われる方もいらっしゃると思います。

 

お外にいる子で、手術をして初めて妊娠が分かる子がいます。

明らかに妊娠しているであろう子も、避妊手術をしていただくことがあります。

(その時の先生の判断で、もう生まれそうな場合には手術をせず出産してもらうこともあります)

 

わたしたちはたくさんの猫を保護することが目的ではありません。

 

ねこざんまいは個人でそれぞれの地域で活動している保護主が集まり、譲渡会を開催しているグループです。

主な活動はTNRです。

望まれない命を減らすため。

不遇な環境で暮らす猫が1匹でも減るように、日頃から地域の不妊・去勢手術をしています。

そして1匹でも幸せになれるように、保護が必要な子は保護し、里親さまに繋ぐ活動をしています。

 

野良猫と言われる子が増えないように。

だから不妊・去勢手術をするのです。

手術をするだけでなく、その地域で個体の管理をして、新しい猫が来ればまた手術をして。

出来るだけトイレを設置出来るように地域に働きかけ、近隣の清掃もします。

苦情がひどいところへは、保健所の職員さんに同行していただくこともあります。

手術だけして終わりではないのです。

 

 

 

だからと言ってお外の子に堕胎手術をすることが良いと言いますか、絶対にするべきと鼻息荒く宣言することは出来ません。

本音を言えば、生ませてあげたいですよ。

でもその全ての子に責任が持てるかと問われれば、自信を持って『持てます』とは言えません。

全ての子に生ませてあげることが出来ないのです。

責任が持てるのであれば、生ませてあげて良いと思います。

どんな病気があっても白血病であっても、生涯お世話が出来るなら。

わたしにはそのキャパシティがありません。

 

どんなボランティアさんも喜んで堕胎をお願いする人はいないと思います。

『ごめんね』と謝っても謝っても、胸の中がムズムズして仕方ないです。

猫さんにも手術して下さる先生にも、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

 

今回、多頭飼育のお家の子の出産は、時期的に手術が難しい状態であったということが1番の理由です。

ただ飼い主は治療等をしないので、そこはわたしが頑張らなければなりません。

授かった尊い命を大切にしたいと思いました。

 

そして譲渡会の再開も決まり、ただ生きてるだけの家から愛に溢れたお家に繋げてあげることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

いちばん最初に白黒の子を保護しようとした時に飼い主が言い放った言葉があります。

 

わたしはその言葉が今も耳から離れません。

 

『あぁ、それは多分もうダメだから連れて行かなくていい』

 

 

え?

耳を疑いました。

そして物凄い怒りが込み上げました。

 

だから連れて行くんでしょうよ!!!と怒鳴りたいところをぐっと堪えて『でも連れて行くね』

 

 

 

 

こんなだった子が

 

 

こうなって

 

 

こうなって

 

 

ここまでキレイになりました。

 

風邪も治り、ようやくワクチンが打てそうです。

残念ながら元通りにはならないようですが、この回復には先生も驚いてました。

 

 

 

もう1匹状態の悪かった三毛ちゃん。

 


 

 

 

瞼を縫って閉じています。

 

 

1本、糸が抜けてしまいました。

 

 

どんどん回復しています。

 

 

 

 

 

見にくいですが、とってもキレイになりました。

左の眼球は右より少し小さいそうです。

先天的なものなのか、治療の経過によるものなのか、そこは分からないそうです。

 

 

 

里親様募集はまだ先になりますが、ピカピカになった姿をみなさまに見て欲しかった。

 

 

白黒の男の子がりんくん

三毛の女の子がすずちゃん

 

鈴から名前をつけました。

 

常にゴロゴロと喉を鳴らす音が鈴みたいで。

ふたりで鈴を転がすかのように走る姿を見て。

 

とても明るく元気いっぱいです。

その明るさにどれだけ救われたか分かりません。

本当に保護して良かったと心からそう思います。

 

飼い主から見捨てられた命です。

絶対に絶対にピカピカの子猫ちゃんにしてやるんだ!って思いました。

飼い主にとって命ってなんなんでしょうか。

飼い主にとって命の価値ってなんなんでしょうか。

 

 

 

『あぁ、それは多分もうダメだから連れて行かなくていい』なんて言って良い命なんてないんです。

 

 

どんな命でも尊く大切なものなのです。

 

 

 

動画の6匹の子猫ちゃん。

2匹はそのお宅の知り合いの方が引き取ってくれたそうです。

 

残り4匹。

さて、どこで保護しましょうか...

預かりボランティアさんにお願いをして、先日保護した子猫を移動させていただき、我が家で保護することにしました。

 

 

 

ぼくたち移動させられたーーーあせる

 

 

 

 

あたちも移動されたんでしゅよーーーあせる

 

ご協力いただいている預かりボランティアさんに足向けて寝れませんえーん

ありがとうございますキラキラ

 

 

 

隔離期間を設けず、次々と保護した子猫を一緒にすることは出来ませんので、そこは慎重に。

 

 

 

4匹の保護は明朝!!

無事、保護することができますようにキラキラ

寝坊しませんように左矢印これがいちばん心配てへぺろ

 

 

明日はかなり暑くなるようです。

おうちの猫ちゃん、空調の管理をしっかりとしてあげて下さいねウインク

 

 

 

 

 

ねこざんまい譲渡会再開決定!!

 

6月21日(日)12:00~16:00

浅草橋鈴和ビル3階

 

 

 

 

 

参加猫ちゃんの一覧はこちら右矢印家族募集中

 

譲渡にはいくつかのお約束事がございます

ご来場前にご確認ください右矢印譲渡について譲渡の流れ

 

 

 

会場の案内はこちら→浅草橋会場・鈴和ビル