1,EPA・DHAが脂肪の合成を抑え、内臓脂肪の蓄積をセーブ。
内臓脂肪を摂る食事法で注目したいのが
EPA
(エイコサペンタエン酸)
DHA
(ドコサヘキサエン酸)
の2つです。
ともに体内で合成できない不飽和脂肪酸の一種で青魚の脂肪に豊富に含まれています。
EPA、DHAには脂肪合成酸素の働きを抑制する効果があります。
これによって肝臓で中性脂肪が合成されるのを抑えられ内臓脂肪がつきにくくなります。
また、中性脂肪の多い超低比重リボタンパクの合成も抑制されるため脂質の血中濃度が高くなる脂質異常を予防、改善することができます。
さらに
血圧を下げる
血栓を予防する
抗炎症作用でアレルギー症を改善する
ストレス緩和
神経機能を高め、うつ病や認知症の予防
などの効果もあります。
メタボリックシンドロームを予防するためには、EPAやDHAを男性で1日3g以上、女性で2g以上摂ることが推奨されています。
サバ、サンマ、アジといった青魚を中心に摂取しましょう。サプリメントも並行して摂取する場合は過剰摂取に気をつけましょう。
2,イカ、タコのタウリンで動脈硬化を予防
魚介類のなかで、イカやタコ、貝類に含まれている成分がアミノ酸の一種であるタウリンです。
注目すべき効能の一つは抗酸化作用で体内の活性酸素を除去し、血中ではLDLコレステロール(悪玉)の酸化を抑えて動脈硬化を予防します。
またストレスによるホルモンの分泌を抑える作用があるため、自律神経の働きが調えられ代謝が活発になります。さらに血圧や血糖値にコントロール効果もあります。
イカやタコ、貝類には良質のたんぱく質やEPA・DHAも含まれており、加えて高タンパク、低脂質、低エネルギーの食物です。食事のエネルギーを抑えつつ有効成分を摂ることができます。
魚介類は健康維持のみならずダイエットやボディメイクをしたい方にとっても素敵な栄養素というのがよく分かりますね。
是非積極的に摂取していきましょう。