こんにちは。

与野駅、さいたま市中央区下落合から通える中高年専門のフィットネスジムです。

本日はクールダウンの必要性について説明します。


運動の前に行うウォーミングアップとクールダウンはとても重要な役割があります。


ウォーミングアップは準備体操、クールダウンは整理体操にあたります。


ウォーミングアップは心拍数や体温を上げて筋肉をほぐし運動を始めるための準備を行いますがクールダウンは運動後、徐々に運動の強度を落とし、心拍数、血圧などの循環状態、呼吸を整える意味があります。



激しい運動を行った直後に突然運動を止めると、心臓は多量に血液を送り続けているのに突然筋ポンプ作用がなくなった状態に陥り、末梢に血液が滞留して心臓に血液が十分量戻らなくなります。


その結果、脳貧血(低血圧)を起こしてめまいがしたり、ひどい時には失神を起こしたり心停止を起こしたりする可能性がでてきます。



これらはクールダウンで循環状態を落ち着かせることによって予防できます。


また、危険な不整脈を起こす原因となるアドレナリンなどの血中カテコールアの運動後の上昇も抑えられるので心臓血管系の疾患を持っている方はこのクールダウンは特に重要な意味を持ちます。


運動後の循環状態の変化により狭心症発作などを起こすことがあります。

クールダウンを省略すると、狭心症発作などの心臓のトラブルが発生しやすくなります。





クールダウンの方法



①ウォーキング(5~10分)

②軽い負荷のエアロバイク(5~10分)

ウォーキングもエアロバイクも呼吸が乱れない速さで行います。

少しづつ呼吸を落ち着かせていきます。




③スタティックストレッチ

(30秒~自分が気持ち良いと感じるまで)

運動で使った筋肉をゆっくり伸ばします。

反動をつけずに、ゆっくり筋肉を引き伸ばして静止することが大事です。

痛みが出るところまで伸ばさないようにしましょう。自分が気持ち良いと感じる時間で行います。あと呼吸を止めてしまうと、体がリラックスできず筋肉を緩めることができません。ゆっくりと呼吸を続けながら、リラックスした状態でストレッチを行うように心がけます。




ストレッチを含めたクールダウンを行うことでトレーニングやスポーツによる事故や故障の予防に大きく貢献します。

身体の点検、アフターケアといったことをまめに行うことで身体が出すサインを早く発見することができます。

トレーニングを行う際はウォーミングアップやクールダウンの時間を含めてプログラムを組むことで安全にトレーニングを行い運動習慣を長続きさせていただきたいです。




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