有馬記念展開予想。 | 猫日記

猫日記

スポーツ、漫画、その他もろもろ・・・その日に思ったことを書いてます。

有馬記念ウィーク!!
ということで、今日は有馬記念の展開を大胆予想しちゃいます。
本来なら展開予想は枠順が決まってからがセオリーなんですが、金曜、土曜は遅番の朝8時帰りなんでパソでの更新はほぼ不可能・・・なので無茶を承知でメンバーだけで予想したいと思います。
まずはハナ争いから見ていくと・・・
『サンツェッペリン』、『ダイワメジャー』の2頭は限りなくハナに近いポジションに立ちたいはず。
まず先に書いておきたいのは、この予想は全てペース乱しの『コスモバルク』が予想通りの競馬をすることが大前提です。バルクが掛かるか掛かんないかでペースは大きく変わるからです。
予想の前提はやはり上記の2頭よりもバルクがハナに立つと見る。メジャーは鞍上が『安藤勝』だったらこのメンバーだったらハナに立ちにいくかもしれない。マイラーのメジャーが2500Mを走り切る為には、一番理想なのはスロー気味にマイペース。ダイワに乗る安勝の得意とする戦法だ。
ただ、バルクが掛かると若いサンツェッペリンはともかくとしてメジャーはまずハナには立てない。
むしろ安勝が乗る『ダイワスカーレット』が回りを見てハナに立つ可能性はある。ただ、古馬牡馬に混じってハナに立つプレッシャーは今までのレースとは桁違い。安勝の乗り方次第だけどハナは無い。
バルクがハナに立って2番手はサンツェッペリン、その後ろに先行馬が待機する。
ダイワメジャーに次いで『ダイワスカーレット』、『フサイチパンドラ』、『デルタブルース』あたりは4~6番手に付ける。間違いなく本命クラスに推される『メイショウサムソン』と『ポップロック』は出来れば4~5番手あたりに付けたいところだけど、先行馬が揃う今回のメンバーでは良くて6~8番手の先行からやや中団あたりが無難なところか。
さらに『ロックドゥカンブ』も前に行きたい1頭だと思うけど、順としては多分バルクが逃げてサンツェッペリンが2番手、メジャー・スカーレット・フサイチまでがはっきり先行すると思う。
出来ればそのすぐ後ろにポップロックが付けてもらいたい、さらにデルタ・サムソン・ロックあたりは差の無い先行~中団待機。
今回の先行集団には加われないけど、中団で待機しそうな馬は『ハイアーゲーム』と『シルクネクサス』
ハイアーゲームは後方でもいい脚を使える馬だけど、今回は中山だし、年齢も6歳。後方よりも中団の方が競馬はしやすいはず。シルクネクサスはもともと先行~中団からしぶとい脚を使うタイプ。
おそらく『インティライミ』も後方集団には加わりたくない。先行でも後方でもいい競馬が出来るタイプだけど、前走『JC』では後方に位置しすぎて持ち味の好位伸びが見られなかった。それだけに今回はなるべく前に付けたいところ。16頭立ての10~11番手では少し後ろすぎるか・・・。
そして最後方グループに『チョウサン』、『マツリダゴッホ』、『ドリームパスポート』、『ウオッカ』
意外性のあるチョウサンは前走逃げてアッと言わせたけど、前々走は殿から一気に伸びて入着。今回は・・・と考えたけど、少なくとも先行は無さそう。もともと上がり34秒台で安定して走れるタイプだけにここは先行よりも差しで・・・と考えそう。
マツリダゴッホも自在性のある馬で先行すると追ってしぶとく、後方からでもいい脚を使う優等生。
ドリパスは前走でレース勘が戻ってるかどうかが重要だけど、もともとは先行からでも切れる脚が武器。ただ、このメンバーで以前のようなテンの走りが戻るかどうか・・・差し~追い込みと読んだ方がいい。
そして最後にウオッカ。初の中山だけど最後の脚に懸ける戦法は変わらない。前走は内に入って壁が出来たところを外に回したせいで大幅なロスが発生したけど、さすがに2度も3度も同じミスを繰り返すようなら鞍上『四位』は二流以下。枠順次第だけど道中から外に回すと考えた方が自然だ。
今回は強い3歳牝馬と言われる2頭が共に初中山。直線が短く淀を逃げ切ってるダイワスカーレットには一見して有利に見えそうだけど、スカーレットがハナに立つようなら前走のような楽逃げ切りはまずないと思う。いくら強いとは言え、このプレッシャーのかかる相手で初の中山の直線坂を上りきるほど甘くは無い。しかも距離は初の2500M。だから牝馬は有馬記念では相性が悪い。
逆にウオッカは前走、一流の牡馬を相手に府中でメンバー最高の伸び脚を見せた。初中山とは言え、男勝りな馬体からも坂で押さえ込まれるようには見えない。ただ、逆にウオッカの場合は直線の短さから届かないという可能性もある。あの『ヒシアマゾン』ですら差し切るまでには至らなかったのだから。・・・まぁ、あの時は前に『ナリタブライアン』がいたせいってのもあるんだけど・・・。
まぁ、メンバーを見ても『メジロパーマー』や『マヤノトップガン』の時みたいな逃げ切りってのは難しそう。中山の鬼・バルクは気持ちよく逃げ切れるのは2200Mまで、サンツェッペリンは前々走のオールカマーで古馬との差を痛感した。距離が伸びて更に厳しくなったはず。ダイワメジャーも中山は大得意だけど2500Mは明らかに長い。鞍上『デムーロ』のマジック次第ではあるが。
ただし、先行馬が揃っているように見えてペースは意外に速くはならないと思う。・・・まぁ、ペースこそバルク次第なんだけど。
となると、直線だけで後方から追い込むのは至難の業。ウオッカも強いとは言え、3歳の牝馬でここを一気に差し切るとなるとそれは3歳時の『ディープインパクト』以上の離れ業と言っても過言ではない。
やっぱりどう考えても先行、4~6・7番手あたりまでが最も有利でしょうな。
僕がポップロックを中心にいく理由はただ1つ。・・・あ、まだポップロック軸って言ってなかったか・・・まぁいいや、理由はもちろん、先行で安定した走りが出来るし、何よりメイショウサムソンよりも僅かに前で競馬出来ると予想しているから。
はっきり、同型の馬同士、しかもどちらも確実に伸びる脚と追ってとにかくしぶといタイプだけに今回のレースは前に出たもん勝ち。府中でもそうなら中山ならなおのこと。正に2000年の最強ワンツー馬『テイエムオペラオー』と『メイショウドトウ』。
・・・え?テイエムとドトウなら前に行ったドトウをテイエムがかわしたようにポップロックをサムソンがかわすんじゃないかって?
・・・まぁ、それはやっぱ好きな方を軸にするってことで。