競馬の結果です。東京競馬場より『ジャパンカップダート』、『ジャパンカップ』です。
まずはジャパンカップダートから。
１着『ヴァーミリアン』、２着『フィールドルージュ』、３着『サンライズバッカス』・・・。
ダート王に最も近い馬ヴァーミリアンが貫禄の勝利で名実と共に現役最強ダート王となった。
２着にはフィールドルージュが大善戦、３着には古豪サンライズバッカスが伸びた。
ヴァーミリアンはこれでドバイ遠征を除くとＧⅠ３連勝を達成。大井のダート王決定戦・ＪＢＣを勝ち、ＪＲＡダート王決定戦を制してこれで文句無しのダート王襲名となった。
そしてその勝ち方も正に圧巻。勝ちタイムはレコードとなる２分６秒７、直線で抜け出してからは横綱競馬そのもので、２着以下を寄せ付けなかった。
その中でも善戦したのが２着のフィールドルージュ。１馬身半近くの差は付けられたものの、３着との差は３馬身以上離れていたのだから好勝負はしたと言っていい。
人気になっていた『メイショウトウコン』は前走の切れ無く４着、３歳馬『ドラゴンファイヤー』は若さが出たか６着に敗れた。『ワイルドワンダー』は５着ならまだ見限れないか・・・。
続いてジャパンカップ。
１着『アドマイヤムーン』、２着『ポップロック』、３着『メイショウサムソン』・・・。
今年の『宝塚記念』覇者アドマイヤムーンが意地の勝利。ダーレー移籍後初の勝利となった。
２着には頭差まで迫ったポップロック、断然の１番人気となったメイショウサムソンは３着までに終わった。
アドマイヤムーン・・・接戦の内容ではあったが、２着以下を僅かに凌いだ。鞍上『岩田』の豪腕が唸るレースっぷりだったと言えそうだ。
今回のＪＣはレースの位置取りがそのまま結果に結びついたと言えるレース内容だった。
先行争いをすると思われていた『コスモバルク』と『ヴィクトリー』だったが、フタを開ければバルクは２番手、ヴィクトリーに至っては中団で待機するという異例の展開になった。
そしてハナに立ったのは何と『チョウサン』。続いてバルク、ポップロック・・・という展開でアドマイヤムーンも珍しく５番手の好位競馬。好位で競馬をすると思われていたメイショウサムソンはこちらも中団で待機する構えとなり、やはり展開からやや荒れたレースとなっていた。
そして結果的には前にいたものから順に・・・という感じで後位はやや届かないという結果に終わった。
見事だったのはムーンもそうだけど２着のポップロック鞍上『オリビエ・ペリエ』。
さすがに前走『天皇賞・秋』と同じテツは踏まんという考えだったんでしょう・・・スタートから気合いで先行集団に入る構えを見せて見事に今回のレース展開を早々と読みきった。あれが出来て２着の完敗ならペリエも陣営も納得でしょう。騎乗は完璧だったよ、うん。
そして４着に敗れはしたものの、このレースで最も凄かった馬・・・負けて尚強しの言葉が最もよく似合う『ウオッカ』。
これは本当に怪物のような馬です。直線に入るところまで完全に殿、しかもほぼ最内に入っていたのが直線上がって来る時はサムソンよりも外を走っているんだから一体どんだけの距離をロスしたのか・・・。
競馬に『タラ・レバ』はないけど、ハナから外を回ってロス無く上がって来ていたら・・・、内が開いて突っ込んで来ていたら・・・おそらく突き抜けるだけの末脚は持っていたと思う。
あれが３歳の、しかも牝馬だって言うんだから恐ろしい。おそらく府中の２４００Ｍだったらさすがの『ダイワスカーレット』も歯が立たないんじゃないだろうか・・・。
さて、どうでしたか？今年のジャパンカップウイークは。
来年からはジャパンカップダートが阪神競馬場へ移行、更に距離が１８００Ｍに短縮され、開催日もジャパンカップの前日から前週に・・・と大幅に変更される予定です。
春にマイルのダートＧⅠをやって、秋に１８００のＧⅠやって何か意味あるんだろうか・・・と疑問に思わないでもありませんが、とりあえず今年で２日連続ＧⅠはＪＲＡでは最後となりました。
僕の結果は・・・と言いますと、前週の『マイルＣＳ』は◎が２着だったものの、総流し宣言をしていましたし、実際結構勝たせてもらいました。
そして今週も・・・
ＪＣＤ・・・◎から総流し、安目だったけど的中
ＪＣ・・・◎２着だったけど総流しだったんでこちらも安目だったけど的中
と言うことでようやく調子が戻ってきました。
まぁ、いくら秋に弱い僕でもさすがに今年は悪すぎましたからね。何とか生き返ってきました。
２週で１１万くらい勝ったんで僕としては安目で来た割には潤った方です。ハッピー。
さぁ、来週からは２歳チャンピオン決定戦が牡馬・牝馬共に行われます。
ＧⅠシーズンも後残すところ１ヶ月となりました。ＧⅠ３つ（東京大賞典を入れたら４つ）、全部勝ちにいきますよ。