11月1日、終戦・・・。
野球です。
2007年日本シリーズ『北海道日本ハムファイターズ』VS『中日ドラゴンズ』の戦い。
1勝3敗と後が無い我が日ハムは崖っぷちの状態で若きエース級『ダルビッシュ有』をマウンドに上げる。
対する中日は本拠地・ナゴヤドームで優勝を決めたいという気持ちが強いだろう・・・というところからエース『川上憲伸』をこちらもダルビッシュ同様、中4日でマウンドに送るか・・・と言われていましたが、フタを開けてみたら『山井』という戦いに。
ダルビッシュ・・・気迫のピッチングで7回を投げ切り5安打1失点の好投を見せる。さすがはダルだ!!
山井・・・8回まで・・・何と完全試合。
日本シリーズで完全試合という偉業を目の前にして、、『落合監督』は至って冷静だった。最終回、8回完全の山井に代わって・・・守護神『岩瀬』登場。
完璧に抑えられていた山井から、岩瀬に代わって僅かながら切り口はありそうか・・・と思ったが・・・結局9回も3者凡退に終わり・・・
まさかの日本シリーズ、我が日ハムにとって最終戦となる第5戦・・・1-0の完全試合敗戦・・・。
おめでとう、中日!!我が日ハム、今年はグゥの音も出ない。完敗です。参りました。
しかし・・・完全試合とは・・・。これはパ・リーグの他チームのファン、もしくはG党あたりにはかなり叩かれそうな結果となってしまったな・・・。
まぁ、ダルは誰も責められまい。ダルはよくやったよ。
この日本シリーズ、一番の戦犯はやはり3番『稲葉』だ・・・と巷では言われていますが、戦犯をあえて挙げるとすれば、ダル以外の選手全員でしょう。
戦犯なんていません。北海道日本ハムファイターズは頑張ってくれました。日本シリーズの完全試合敗戦を悔やむより、2年連続で日本シリーズに進出出来たことを誇りに思いましょう。
しかし・・・改めて中日の底力を思い知らされた感じでしたな。
とにかく投手層の厚さがハンパじゃない。
このシリーズも『川上憲伸』、『中田』、『朝倉』、『小笠原』、そして『山井』と安定しまくりの先発陣を全く攻略することが出来なかった。
特に初回のみの攻略に終わった憲伸、完敗だった中田に完全の山井・・・と、この3投手には手も足も出なかった。
肝心なところで繋がらない打線の欠点が大きく大きく響いたシリーズになりました。
特にクリーンアップから下位で打線を作っている『小谷野』、『工藤』、『稲田』は今までの好調がウソのような沈黙。『セギノール』を除く3番・5番は完全に沈黙し、下位でも奮起したのは『金子誠』のみで核弾頭『森本ひちょり』ですら後半は安打すら出ない状態だった。
まぁしかし、これで欠点は大きく浮かんできた。来季はこの欠点を何としてでも直して、そしてまた・・・この舞台に戻ってこよう!!
とにかく、パシフィックリーグ連覇の誇りを持って・・・来季も頑張れ!!北海道日本ハムファイターズ!!