天皇賞・秋登録馬。 | 猫日記

猫日記

スポーツ、漫画、その他もろもろ・・・その日に思ったことを書いてます。

さぁ、今週は東京競馬場で『天皇賞・秋』が行われます。
先週の『菊花賞』も混戦ムードでしたが、今週の秋天も負けず劣らずの超大混戦ムードです。
GⅠ馬8頭、うち海外GⅠ馬2頭というメンバーの中、秋の古馬王道路線スタートです。
登録馬の中でも有力な馬を順に見ていきましょう。
『アグネスアーク』・・・前々走『札幌記念』で2着、前走『毎日王冠』で2着着実に力を付けてきている。府中の馬場は2戦して1勝2着1回と相性も良く、ここらで1発もあるか・・・。
『アドマイヤムーン』・・・前走『宝塚記念』でGⅠ2勝目を挙げた現役最強古馬の1頭。休み明けになるが、気性は悪い方ではないのでそこまで神経質になることはないだろう。中距離のここなら確実に伸びてくるはず。
『コスモバルク』・・・前走は地方オープン戦を圧勝してコマを進めた。昨年の秋は絶好調で同レースも4着と見せ場を作ったが、今年は地元初戦で断然人気の中3着敗戦。さすがに衰えは隠しきれないか・・・。
『シャドウゲイト』・・・前走『宝塚記念』では案外の14着『シンガポール国際航空』で悲願のGⅠ初制覇を成し遂げ、注目を浴びているが日本では中山巧者のイメージが強い。2200Mと1ハロン伸びた宝塚でも完敗しているだけに、直線が長い府中の2000Mはどうでるか・・・。
『ダイワメジャー』・・・前走『毎日王冠』3着。昨秋、大の苦手としていた府中を克服し、GⅠ連勝を達成、更に距離の壁も克服して『有馬記念』3着と完全に一皮むけた感があっただけにこの敗戦は引っ掛かるところ。ただ、今年に入ってからもぶっつけで『安田記念』を快勝しているだけにここの拾得は非常に難しい。
『チョウサン』・・・前走『毎日王冠』でダイワメジャーをねじ伏せての重賞初勝利。3歳時には『青葉賞』4着の実績なんかもあって、そこそこの素質馬ではあった。府中は3勝と得意とするところだが、GⅠ初挑戦の今回はどこまでやれるか・・・。
『デルタブルース』・・・前走『京都大賞典』で5着敗戦。鉄砲は大の苦手だが、一叩きして一変するタイプでもある。ただ、典型的なステイヤーでもある為、2000Mの今回はかなり厳しくなるであろうことも付け加えておく。デルタにとって2000Mでは短すぎる距離。
『フサイチパンドラ』・・・前走『エルムS』で11着大敗。ただ、ダート適性があると言ってもGⅠを勝っている芝の方がいいのは間違いなく、前々走『札幌記念』ではサクラメガワンダーやマツリダゴッホあたりの馬をねじ伏せているだけに激走には注意したい。
『ポップロック』・・・前走『京都大賞典』で2着好走。叩いてからの馬なのは間違いないが、それでもそこそこの柔軟性はあり、ステイヤーだが距離の融通もデルタブルースあたりに比べれば断然利くタイプ。とにかく堅実で、ここ2年間12戦連続で複勝圏を外さない安定感は非常に魅力だ。
『マツリダゴッホ』・・・前走『オールカマー』では緩めの相手ながらも完全復活をアピールする絶好の場となった。これで今年は重賞2勝目。早くから期待されていた良血がようやく目覚めるか・・・。
『メイショウサムソン』・・・前走『宝塚記念』で2着。相変わらずの堅実タイプで今年に入ってからの3戦は1・1・2着と連を外していない。鉄砲も利くタイプでここでも隙は無さそうだ。
『ローゼンクロイツ』・・・クラシック戦線では活躍を続けながらも勝ち星に恵まれなかったが、今年に入って重賞連勝とようやく復活したようだ。鉄砲は利くタイプでここでもダークホース的存在になりそうだ。
こんなとこ。かなりオッズは割れるでしょう。おそらく1番人気はアドマイヤムーンかサムソン、そして僅差の3番人気にダイワかな。次いでポップロック、シャドウゲイト、ローゼン・・・ってとこだろ。
とりあえず今言えることは、ムーン・サムソンの軸はまずしない。ダイワもおそらく軸にはしないかな・・・前走の敗戦がどうも気になる・・・。もともと府中は苦手な馬だし、安田は勝ってるけど2000Mの今回は昨年ほど上手くいくかどうか・・・。そして二走ボケするタイプでもあるんだよな。とにかく気難しい馬なんだよ、ダイワってやつは。簡単に言えばノド鳴り持ちのムラ馬ってとこだ。かと言ってシャドウゲイトを軸にするってのもまず無いだろうし、ローゼンやマツリダゴッホってのも冒険しすぎか・・・。
多分、ポップロックを軸にいくんだろうな・・・。やっぱ安定感がずば抜けてるもの、この馬は。
とにかく今回はペースが全く予想出来ない。まずダイワとシャドウゲイトは前に行くのは間違いないだろうけど、フサイチパンドラが逃げそうな雰囲気もあるからハナに何が行くかわかんない。更にペース乱しの達人・コスモバルクが出走している以上、バルクが逃げれば乱ペースになって前は総崩れってこともあるだろうし、バルクが抑えたら抑えたで前が牽制しまくって結局わけわかんない差し馬の1発が決まる・・・なんて大波乱もありえる。
とにかく、1つだけ言えることは・・・難しいレースになるでしょうってことです。