ミスター、偉業達成!! | 猫日記

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ミスターファイターズ、ついに偉業達成!!
野球です。
我が『北海道日本ハムファイターズ』の生え抜き、日本ハム一筋22年の『ミスターファイターズこと田中幸雄』選手が遂に史上35人目の2000本安打を達成致しました!!
北海道日本ハムファイターズの生え抜き選手としては初の2000本安打達成、22年目での達成は2000本安打を達成した35名の選手の中では史上最も遅い達成となりました。
地元、札幌ドーム6連戦、札幌ドームでの達成が期待されていましたが、天敵『ソフトバンクホークス』にいいだけやられて記録達成は成りませんでした。
しかし、札幌ドームでの達成を待っていた道民の皆さん、あまり嘆かぬようお願いします。
むしろミスターにとっては札幌ドームよりも遥かに思い出深い場所での達成となり、長年のハムファンにとっては感慨深い記録達成となりました。
そう、日本ハムが北海道に移転する前の本拠地、東京ドームでの達成。
思い出の東京ドームでの達成に、ミスターも喜んでいるんじゃないでしょうか。
それにしても長かった。個人タイトルは‘95年に打点王を1度、ベストナイン賞を4度、ゴールデングラブ賞を5度獲得しているが、この打点王を獲得したときの打点は80、シーズンを通して3割を超えたことすら1度も無い選手が2000本安打を達成したのは史上初の快挙である。
また、遊撃手は守備に長け、長打のイメージが無かったものを払拭したのもこの田中幸雄であり、遊撃手として初の打点王に輝く快挙も達成した選手でもある。
もちろん本職の守備も名手として有名で、339守備機会連続無失策というパ・リーグ遊撃手の最高記録を樹立したこともあった。
ここ数年は、田中幸雄本人の衰えや、若手選手の台頭などで出場機会が激減し、記録達成までにかなりの時間を要したが、今年は記録達成まであとわずかということもあり、『ヒルマン監督』が先発出場の機会を作ってくれたことによって今年は大暴れ、ここまででも4本の本塁打を含む活躍でチームに貢献してきた。さすがに打率は.205と元がアベレージバッターではない為に打率の方は期待出来ないけど、往年のホームランバッターが目覚めたかのように今季は長打が目立つ。
この記録達成でおそらくヒルマン監督はまた例年の通り田中幸雄さんを代打で起用するでしょう。今の田中幸雄さんは『中日ドラゴンズ』の『立浪さん』以上に代打に向いている。立浪さんはシーズンを通して100安打を超える打撃センスを毎年見せ、さらには『ミスターツーベース』の異名を持つ超アベレージヒッターでもある。
今の田中幸雄さんは長打力で名を馳せた時に近い状態にある。打率は低くとも、長打で一発逆転を狙える実力があるし、ホームランバッターとしての勘が戻った今なら往年の勘をフル回転させての代打本塁打をも狙える。
いつの間にかスタメンから姿を消してしまった日本ハムファイターズの顔、ミスターファイターズ・田中幸雄だったが、ベンチにいるだけでチームはまとまり、ファイターズとしての強さが引き出されるだけに2000本安打を達成した後も現役にこだわり続けて戦ってもらいたいものです。
もし『広島』の『野村』みたいに2000本安打を達成して引退・・・となったとしても、コーチか何かの役目でチームに力を与え続けてもらいたいものです。
とりあえず、おめでとうございます!!ミスターファイターズ・田中幸雄さん!!