訃報・・・。 | 猫日記

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キョウエイマーチ急死・・・。
競馬です。
‘97年の『桜花賞』馬、『キョウエイマーチ』が先日急死したことがわかりました。
死因は出産時の大腸変位によるせん痛(腹痛)ということです。
キョウエイマーチと言えば、‘97年に桜花賞を逃げ切りで4馬身突き放して優勝したクラシックホースとして有名です。
JRA重賞5勝、『4歳牝馬特別(現・フィリーズレビュー)』、『桜花賞』、『ローズS』、‘99年『阪急杯』、‘00年『京都金杯』の5勝。
豪快な逃げで人気を博したキョウエイマーチ。ライバルにはかの有名な伝説の牝馬『メジロドーベル』がいます。阪神3歳牝馬S(現・阪神JF)』で前評判の高かった『シーキングザパール』以下、強豪馬をねじ伏せた年代最強牝馬と言われたドーベルをねじ伏せる逃げ切り勝利、その後は牡馬を相手に短距離~2000Mまで幅広い距離で対応していきました。
通算28戦8勝、競走馬としての成績は牝馬として一流と言える成績ですが、繁殖としての成績は必ずしも良かったとはまだ言えません。
‘01年に繁殖入りし、初仔は父『フレンチデピュティ』で現在JRA1勝、2番目の仔は父『ブライアンズタイム』で大井未勝利、そして現在1歳に父『スペシャルウィーク』の仔、当歳馬に父『ネオユニヴァース』の仔がいます。
キョウエイマーチとブライアンズタイムの仔が大井所属ってのは何とも勿体無い感じではありますが、走らなければ仕方ないってことなんでしょう。スペシャルウィークの仔には期待したいです。
キョウエイマーチの馬主さんはおそらく短距離界よりも違う世界で走らせたいという気持ちが強いのでしょう。
フレンチ、ブライアンズ、ウィークにネオと全て中距離馬を父親にしていることがそれを意識させます。短距離のスピードを伸ばしたかったらもっと違う種牡馬をつけることが多いですからね。
とにかく、母の無念を晴らす為にも残された仔には頑張ってもらいたいです。