『西武ライオンズ』の『松坂大輔』が『ボストン・レッドソックス』に入団。６年６１億円という超破格の金額でＲソックスが大輔に費やした金額は何と１２０億円。『野茂』以外の日本人先発投手は未だに長スパンの活躍を見せていないだけに、大輔が日本人の新たな道を切り開くか・・・。
そして『ニューヨーク・ヤンキース』へのポスティング移籍が決定した『阪神タイガース』の『井川』。年間を通して投げることができるタフさと奪三振、さらにサウスポーということで評価もかなり高く、５年２３億円というビッグな契約となりました。活躍を期待したいところですが、地元紙では早くも酷評が・・・。先発枠には入れるか入れないかという評価らしく、ヘタしたら中継ぎも危ういとか・・・。まぁ、でもそこまで酷評されるほど出番が無くなることはないだろうけど。
さらにさらに『ヤクルトスワローズ』の『岩村』も『デビルレイズ』にポスティングで移籍。こちらは３年９億円という契約内容。メジャーに行く選手の中で、ようやく普通の契約内容が出てきてくれた。岩村のレベルはおそらく元『西武ライオンズ』の『松井稼頭央』、元『ダイエーホークス』の『井口』クラスだと思われるので、ある程度の活躍は見込めるとみる。ただし、あくまでもある程度の活躍で、『イチロー』や『松井秀喜』クラスはかなり厳しいと思う・・・。でも、岩村のあの自己中心的な性格は日本よりはむしろメジャーの方が向いてるとも考えられるので、その点が松井稼や井口と違うな。
そして、『Ｇ』の『桑田』もいよいよ最後の野球人生を賭けてメジャー移籍。行き先は『ピッツバーグ・パイレーツ』だそうです。最近の桑田は誰の目から見てもピークを過ぎているのは明らか。それでも尚且つパイレーツの他にも『Ｒソックス』や『ドジャース』からもオファーがあったというのでやはり凄い。ピークを過ぎても尚この人気。
これ以上野球を続けるのは・・・というのもありますが、結局は美しく去るか、最後まで現役にこだわるか・・・ということでしょう。
サッカーの『中田英』は美しく去るというもので現役を引退しました。しかし、日本サッカー界の顔、『キング・カズ』は４０歳になろうかという年ながらも現役を続行。本当にどこでもいいからサッカーがやりたいという気持ちが強く出ているし、サッカーを続けるのがカズらしいと思います。
では、野球はどうかと言いますと・・・『オリックス』の『清原』も現役を続けることに対しては何も文句はないんですが・・・この数字で２億超えの年棒はどうかと思う・・・。同じくオリの『中村紀洋』も大好きな選手なのに、今年の契約更新では見苦しいところを見せすぎていて、あのカッコイイノリはもういない感じがしてならない。俺が好きだったのは豪快にホームランをかっ飛ばすノリで、ホームランをかっ飛ばしたあとのあのバット投げが何よりもカッコ良かったんです。打率は低くともホームランを打つあの姿・・・。今はもうあの時の姿は無いです・・・。
桑田もやっぱり野球を続けてこそって感じです。会見中の桑田の顔はすっきりとしていて、笑顔も見せ、ただ純粋に野球をやりに行くという感じで日本で・・・いや、Ｇでやるよりはずっといいのかもしれません。
まぁ、どっちにしてもおそらく将来はＧの関係者になるだろうし、監督もありえるから永住ではないんだろうけど。