エリザベス女王杯結果・・・。 | 猫日記

猫日記

スポーツ、漫画、その他もろもろ・・・その日に思ったことを書いてます。

ガッカリでした・・・。今年一番の白熱した戦いが見れると思ってたのに・・・。
競馬です。
京都競馬場で行われた『エリザベス女王杯』、3歳の無敗女王『カワカミプリンセス』と古馬牝馬女王『スイープトウショウ』の新旧女王対決。結末はあまりにも意外な大波乱でした。
メンバーから見てもまずハナを奪える『シェルズレイ』1枠を取ってスムーズに前で競馬が出来そうな『アサヒライジング』そして外枠を引いてしまった『フサイチパンドラ』の3頭あたりがペースを握りそうな感じの展開が予想された。
ゲートイン、スイープトウショウが珍しくゲート入りを拒まずに1度でスンナリ入る。こんなことでもやっぱり珍しいだけにちょっと盛り上がっていたのが面白かった。
スタートして、すんなりシェルズレイがハナに・・・と思ったら意外や意外、『ライラプス』がハナを奪いに行く格好。アサヒはやはり抑えて3番手あたりを狙った。アサヒが抑えてるんだから、ハナに立たなくては全く意味が無いだけにここは譲れない。結局シェルズレイがハナに立ち、3馬身程離れた位置でライラプスが鈴を付けた。アサヒは絶好のペースで3番手。
このメンバーからは予想し難いほどのペースで道中を通過。前半1000Mの通過タイムが57秒台という超がつくハイペース。大逃げを打ったシェルズレイと2番手追走のライラプスは明らかに速すぎる。しかし、後続はミドルペース、アサヒの位置が最もいいペースのようで、中団組は逆にややスローで展開される難しい流れになった。鞍上『武豊』の『アドマイヤキッス』も本命の『スイープトウショウ』と同じく一瞬の切れ味を生かすタイプだが、スイープや『カワカミプリンセス』と同時に追ったら勝てないと判断したのか、それともこの流れでは後続は間に合わないと判断したのか、道中で前に行く。おそらく両方だろう。
4角を回り終えて、直線に入ったところで先頭にいたシェルズレイとライラプスはさすがに馬群に飲み込まれた。アサヒはここからしぶとい二の脚がある。そしてスイープはいつもの通り大外を回すが膨らみすぎた。かなりのロスで直線へ、カワカミはまだ馬群にもまれている・・・。
スイープの脚色が悪い、ロスが大きすぎたか・・・。スイープより少し内側でフサイチがいい脚色を見せる。カワカミは完全に抜け出すタイミングを見誤った!!馬群から必死に抜け出そうとするも、幾度と無く壁に邪魔される。
しかし、ようやく馬群から抜け出したカワカミは強かった!!後続を完全に置き去りにする完勝!!フサイチパンドラはよく伸びたがカワカミにちぎられる2着、スイープは・・・あれだけ外回されりゃ・・・の3着・・・。
だったが・・・カワカミプリンセス降着!!
直線で馬群を割るとき、『ヤマニンシュクル』の進路を妨害したとして12着に降着・・・GⅠでは史上最強ステイヤー『メジロマックイーン』の悪夢以来、史上2度目の屈辱・・・。
これにより、繰り上がり優勝はフサイチパンドラ。初のGⅠタイトルを思わぬ形で獲得した。
まぁ・・・あんだけの乗り方しちゃあ・・・ね。今回はカワカミの鞍上『本田』、スイープの鞍上『池添』、この両者は最悪の騎乗だった!!結局終わってみればフサイチの『福永祐一』一人勝ちじゃないか!!つーか本田は動くの遅すぎ!!何を馬群に飲み込まれておるのだ!!外に出せる隙があっただろ!!しかも割っていくときも尽く中々に寄りやがって!!
池添は・・・お前は一体何年スイープに乗ってんだよ!!今までで一番最悪の騎乗じゃないか!!・・・いや、最悪ではないか・・・2歳時の『阪神JF』は大失敗だったし。・・・あ、あれは『角田』だったか。
それにしても・・・まぁ、たしかに最高の状態で外回してもカワカミには間違いなく届いてない。これは確か。でも、フサイチは間違いなくかわせる。何ってあのスイープが上がり34秒4だからね。しかもこんな絶好の展開で。メンバー中最速ではあるけど、33秒台は確実に使える展開だった。だって、持続型のカワカミの上がりが34秒5だからね。『ディアデラノビア』だって34秒6
1着入線したカワカミプリンセスは強かった!!本当に現段階では抜けた存在かもしれない。スイープも敵わないかもしれない。でも、このレースだけでスイープとの世代交代が終わったとは・・・思われたくないなぁ・・・。まだまだやれると信じたいんだが・・・。『デュランダル』の悪夢が再び・・・。