ハーツクライ、キングジョージに挑む。 | 猫日記

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連続で競馬です。
日本時間30日午前0時過ぎ頃、日本の競馬ファン注目の『ハーツクライ』が出走する世界最高峰レースの1つ『キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドS』が行われました。
日本最強馬にしてこの後の『凱旋門賞』に挑む『ディープインパクト』を唯一負かした馬として、世界でも注目を浴びています。
このレースは6頭立てで行われました。前評判の高い3頭の戦いになるだろう・・・という読みがほとんど。正に3強の為のレースと言ってもいいでしょう。
『ハリケーンラン』、『エレクトロキューショニスト』、そして『ハーツクライ』の3強争い。書き順の通りのオッズとなっていました。1番人気に推されたハリケーンランはこの後の凱旋門賞にも出走する予定の馬で、ディープの最大のライバルになるだろうと言われています。
もちろん、日本馬でキングジョージを制した馬はいません・・・。
結果は・・・惜しくも3着!!
勝ったのは・・・やはりハリケーンラン!!2着にエレクトロキューショニスト、そして3着にハーツクライという結果に終わりました。
やはり強かったハリケーンランはこれで10戦8勝、2着2回、GⅠ4勝目。昨年は愛ダービーと凱旋門賞を制して、堂々のカルティエ賞(欧州年度代表馬)に選出されました。サッカーで言うところのバロンドールみたいなもんです。1国だけのタイトルではなく、欧州の並みいる強豪を押し退けての選出。そりゃあ強いわけです。前走の『サンクルー大賞典』でなぜ敗れたのかが全くわかりません。
これでやはり世界の壁は厚い!!ということが如何なく伝わったと思います。あのディープを倒したハーツですら3着・・・。
しかし!!まだまだ希望を捨ててはいけません!!
何せ、ディープは昨年までのディープではありません。デビュー当時から『日本ダービー』を制覇したときも、『菊花賞』で無敗三冠を達成したときですら囁かれていた距離不安。間違いなく2400Mまでがベストだろう・・・と。『有馬記念』でハーツクライに敗れ、無敗のディープに土が付く・・・。
しかし!!翌年、有馬よりも遥かに距離が長い『天皇賞・春』を大楽勝!!いくらハーツがいなかったからと言っても『リンカーン』等、GⅠ級の馬がいなかったわけではない。長距離は馬の強さがそのまま出る・・・とよく言うが、正にその通り。無敗のプレッシャーから解放されたからなのか、精神面での成長からなのか、とにかく3歳時とは比べ物にならないくらい成長していることは確か。正直、もう1度ハーツと走って同じ結果になるとは思えない。
ハリケーンランはたしかに強い。ただ、ハーツが敗れて、ディープにも打つ手が無くなったわけではない。相手は強いし、舞台は世界最高峰と言われるレース、甘くないことはわかってる。でも、ディープは必ず勝ってくれます!!次に日本に帰ってくるときは凱旋門賞馬として、圧勝する姿が見られるはずです。楽しみに待っていましょう。