犬がいる生活というのは
なんて、彩りがあるのだろうと
思わずにはいられなかった。
我が家の犬は
とても奥ゆかしく
そしてとても優しかった。
図々しさもなく、
自分はいつも一歩下がって
周りを優先するような犬だった。
家族に優先順位をつけることもなく
私たちに寄り添ってくれた。
私が辛い思いをして泣いていると
近くに来て、私の手を舐めてくれる。
私が朝娘を起こすのに苦労していると、
一緒になってワンワンと言って娘を起こそうとする。
私が娘に対して
なんで学校に行けないのかと
娘を責め立てることがあれば、
必ずワンコは今でも娘の前に立ち、私をみて
娘を守ろうとした。
そんな時、私は
ワンコに
「もう、その辺にしてあげて」
と、言われてるような気持ちだった。
猫によるとは思うが
実家で飼っていた猫だったら知らんぷりだろう。
私は我がワンコの優しさを知った。
ワンコからみた家族
主人 怒らせると怖い人、でも遊んでくれる人
私 ご飯や散歩など身の回りのことをしてくれる、一緒に寝る人
息子 甘えるとすぐお菓子をくれるチョロい人 でも優しいから大好き
娘 ワンコからみると自分の娘のような存在で、大大大好き
そう、
娘とワンコはとても仲が良い。
2人を見ていると
今はワンコが娘を自分の子供のように思っているように思う。ワンコは娘のことが好きで仕方がないのだ。
これがもし猫だったら、、
もちろん、仲良くなっていた可能性もあるが
年齢的に1番下の娘は、
優先順位としては1番下になっていた可能性がある。
しかしワンコにも、とても迷惑をかけた。
私と娘が
ひどいバトルになると
ワンコは震え上がって
2階に上がりたいと
ドアをカリカリした。
こんなに小さく
抵抗できないワンコを怖がらせてしまっていることが、申し訳なく思うこともあったし、
もっと穏やかな家庭だったら
このワンコはもっと幸せだったのではないか、、
そんなふうに思うこともあった。