これ以上経つと忘れそうなので
記録しておきます。
すでにおぼろげ
朝の診察で風船を入れてもらい
一人孤独に分娩室で待つこと数十分。
やっと誘発剤の点滴開始！
この時はずっと
一人の助産師さんが担当してくれて
常に励ましながら進めてくれてました。
ちょっとずつ落としていって
最終的に500ミリ？投与するらしく
点滴した液はおしっこで出るのか？とか
アホな質問してました。笑
NSTつけてるから
トイレ行くのに付き添い必要って聞いて
極力トイレは行きたくなかった
(これ以上迷惑かけたくなくて…)
助産師さんはずっとついてる訳じゃなく
定期的にチェックにくるだけなので
もう本当に孤独なの！
心細すぎて
ただ部屋中を見渡してました。
この時すでに心の余裕なくて
一人でしくしく泣いたりしていた…
そうこうしてるうちに
少しずつ陣痛がきていることに気付く。
誘発剤いれ始めて1時間？
忘れたけど結構早かった
NST見ながら張りがきたときに
深呼吸をする。
これはYouTubeでみて
酸素を送らないとお産が進まないって見て
1分でも早く産めるように。笑
点滴してるからか
陣痛どんどん強くなって間隔は5分くらい。
11時になったら麻酔の先生くるって聞かされて
必死に早くって祈ってた
何度も時計を見るも過ぎても来なくて
30分くらいかな？
例のいい声の優雅な麻酔の先生登場！
「はっははは。おはようございます。」
みたいに挨拶していた気がする
陣痛でそれどころでなくて
この時も深呼吸を続ける。
ゆっくりと大きく吸って大きく吐いて！
麻酔をいれる時は
助産師さんもいて無理矢理
身体を丸められ押さえつけられ
動かないようにするのに必死。
目をギュット閉じて深呼吸だけを意識…
麻酔をいれるための局所麻酔をするんだけど
これまた痛くて悶絶
先生が背骨を触って何かしてるのは分かる
想像ではすぐ終わるイメージだったけど
沈黙の中なかなか終わらず
何をして、どんな状態なのか
誰も教えてくれないから不安で泣きそうに。
そしてやっと麻酔が入る！
局所麻酔をしてからは
特に痛みはなかったです。
とにかくお腹が大きいのに
身体を丸めてジッとするのがキツかった。
麻酔液が入るときは
よく冷たいとか言うけど
私は温かい水が入る感じがした。
その時に丸めた身体を戻したんだけど
圧迫されていた肋が
反動で痛みが走って思わず声をあげたら
麻酔液が変なところに入ったと思われて
先生と助産師さんびっくりしてました。笑
麻酔が入ってから効くまでに
30分かかると言われたけど
入ってからあっという間に痛みが消えて
先生が神様に思えた
感謝
感謝そこからは痛みはないけど
NST見ながら陣痛きたら深呼吸を
たった一人で繰り返す…
ちなみに
ちゃんと張ってるのは分かって
すごいなと思った！
だんだん強くなるのも分かる。
途中何度かうたた寝していると
14時に夫が面会にきたんだけど
姿が見えたら涙が止まらない。
夫は麻酔が効いて痛くないと知ってるので
何で泣いてるのか理解できず
半笑いで「なに泣いてんの？」と
ヘラヘラしてるもんだから
心細さと、理解してもらえない辛さと
今思い返しても自分でもワケわからない感情で
余計に涙が止まらないっていう。笑
夫がなにか言っても
泣きすぎて喋れなくて無視
さすがに察して
他愛もない話を一人で喋って
一旦帰宅しました
そこから一気に陣痛が強くなってくる
痛くはないんだけど
うんちが出る間隔に襲われて
それがめちゃくちゃ辛い！
痛くはないのに！
出ないように我慢する感じ？
猛烈に出したいけど
たぶん赤ちゃんだけど
この時まだうんちが出るって思い込んでて
とにかく深呼吸しながら耐える
無痛なのに
何でこんな苦しいのって思ってた…
何度もナースコール押すか悩んで
でも大袈裟だと思われたくなくて
一人で耐えて耐えて
やっと助産師さんがきたタイミングで
「あぁ…出そうですぅ…」って
小さい声で訴えた
我慢してるから声も出せない。
助産師さん「分かったよー！」って
内診してくれて
なにも言わないけど
急いで頭にキャップ？とかつけだして
「ここからもうずっといるから！どこにもいかないから！」とかなんとか言って
「よし！旦那さん呼んで！」って言われて
内心、無理！って思いながら電話
夫「はーい、もしもし」
私「う、産まれそう…うまれる…」
この時、夫が帰宅して
まだ30分しか経ってなかった
助産師さんはテキパキと電話したり
準備したりしながら声かけてくれるけど
私はもう出そうですぐ出したくて
ずっと「出ちゃう！もう無理！」
って言ってた
夫なんて待たなくていいから早くって。笑
もう先生もきて
明らかにいきんでよさそうなのに
待たなきゃいけないのが辛かった
助産師さんが
「赤ちゃんまだ生まれたがってないから！旦那さんきたらちょうど準備できるからね！」
って言うもんだから
絶対すぐ産めるじゃん！今！もう！
赤ちゃん産まれたがってるのに！
産みたいのに！って言いたいのを我慢
無痛だからか
先生ともう一人の人がいて
みんな談笑したり和やかな雰囲気。
私は冷や汗で汗だくで必死に我慢！我慢！
電話してから約15分くらいで夫到着して
助産師さんの手で破水させて
次の陣痛でいきんでいいよと言われ
助産師さんが介在してくれつつ
陣痛の並みがくる度にいきむ！
みんなに上手！いい感じ！うまい！
とかおだてられるも
なぜか怒りに駆られていた。笑
だってもう夫なんか
超軽い感じで「もうすぐだってー！」
「うまいってよ！」とか
横に座りながら言うし…
で、助産師さんが
「旦那さん手を握ってあげて！助けがいるみたい！」
と言ってくれて夫も握ろうとする時に
「いらないです！」
とはっきり叫ぶ私
私以外、みんな大笑い！かつ
助産師さんは
余計なこと言ってごめんなさい的な
視線を夫に送ってた
夫は娘の時に私が
頭を撫でてきたのを手を払って
触らないでと言ったのを覚えてるので
私に触れずにいたのに
助産師さんの一言で苦笑いで
どうしようか迷っていました…
で、何回かいきんでると
助産師さんたちがあと何回かだよとか
言ってくれたのだけど
もう頭見えてるとか言うのに
まだ何回もいきむのかよと
声に出して言ってました
「あと何回も？！」って
そしたらまたみんなで笑って
「ものは言い方だね！」「あと何回かだけよ」
とかなんとか
私以外、本当にみんな和やかで。笑
その何回かの
1回目でついに肩まで出て
あとはいきむことなく
ドゥるん！と出てきてくれました！
15時36分。男の子誕生。
出てきた瞬間、涙止まらなかった…
見てないけど夫も泣いたらしい
赤ちゃんもすぐにオギャーオギャーと泣いて
元気な様子を確認。
すぐにお腹に乗せてくれたんだけど
産まれたてなのに
ピカピカで綺麗なの！
そのあとは体重測ったり
色々処置したりしてまた私の脇の方へ。
早期母子接触と言って
おっぱいを吸わせたりしました。
30分くらいかな？
産まれたての赤ちゃんを
ゆっくりじっくり堪能できて
早期母子接触いるかな？と思ったけど
(しなくてもいい)
してよかったなぁと感じました。
結構細かく書けたんじゃないか？
忘れかけてるところあるけど
出産まではこんな感じでした。
とにかく悩んだ無痛分娩でしたが、
やって良かったと本当に思います！
よく聞いていた副作用も特になく
(震えや吐き気、頭痛など)
麻酔が効きすぎることもなくて
ちょうどよい麻酔の効きで
ちゃんと張りを感じられました
麻酔の追加は助産師さんの判断で
おかわりは一回だけだったそう
(おかわりって)
最後肩が出る時だけ痛くて叫んだけど
これで麻酔してなかったと思うと
産むの無理だった。笑
麻酔をしていたので
陣痛の波がきた時、冷静に深呼吸もできて
お産の進みもよかったのでは？
と個人的には思ってます。
なんと分娩所要時間が約6時間ちょっと
娘の時の1/5です！！すごくない？
娘の時、30時間以上…
逆に30時間も痛みに耐えてたと思うと
自分を尊敬したわ
ちょっとというか
かなり長すぎたので
出産のことは今日はここまでで。
赤ちゃんが無事に元気に成長して
いつか読み返したときに
懐かしく思えるときがきますように！